今回は、山梨県北杜市にある古民家カフェ「Mud CAFE(マッド カフェ)」を紹介します。
「Mud CAFE(マッド カフェ)」の看板メニューは、ふわふわのシフォンケーキを使った様々なスイーツ。
収穫したての新鮮なイチゴで作ったソースで仕上げる大きなイチゴパフェや、ランチのおにぎりセットは、たっぷりの量のコーヒーとともに、古民家ならではのゆったりした空間と時間を過ごすための必須アイテムとして、多くのお客さんに愛されています。
そんな「Mud CAFE」は、2025年5月17日にテレビ朝日系列で放送された人生の楽園で紹介されました。
この記事では、築120年の古民家の2階にある蚕部屋を改装した、人生の楽園に登場の山梨県北杜市にある大人がゆったりと過ごせる隠れ家的な古民家カフェ「Mud (マッド)CAFE」についてまとめました。
Mud CAFE(マッド カフェ)について


看板を頼りに小道を入ると、目の前に古民家が現れます。
ここからぐるりと回りこんで、お店の正面に到着!
まさに、隠れ家といえる雰囲気たっぷりの佇まいで、ハートを揺さぶられます。
基本データ
屋号 | MUD CAFE(マッドカフェ) |
所在地 | 山梨県北杜市白洲町白洲2793 |
電話 | 080-3208-8573 |
営業時間 | 10時00~17時00分 (土・日・祝日) |
定休日 | 月・火・水・木・金・祝前日・祝後日 ※ 実際の定休日は、公式Instagramで確認する必要があります。 |
駐車場 | あり(5台程度) |
グランドオープン | 2024年3月16日 |
公式SNS | https://www.instagram.com/mudcafe.kominka_yumiba/ |
行き方



国道20号線沿いの道の駅「はくしゅう」から車で約5分、徒歩約20分のところにあります。
民家が点在する田舎道を、少し心細くなりながら車で走ると、道沿いに看板があり、それを目印に小道に入ると、MUD CAFE(マッドカフェ)の古民家にたどりつきます。
壁に、駐車場の案内があり、営業中の「OPNEN]の看板を見つけて、初めて、ほっと一息つけます。
剥き出しの柱や梁の下に開放感のあるカフェスペース
お店の外観は、ちょっとテンションが微妙になりますが、玄関を入ると、古民家ならではの、開放感のある空間があなたを迎えてくれます。
この時点で、既に、頭の中が、「あっ、この店に来てよかった!」というキーワードで満たされることでしょう。



古民家の1階は、土間と居住部分となっています。
1階もおしゃれな空間なので、思わず1階がカフェスペースなのかと勘違いして、一瞬戸惑ってしまいます。
でも、すかさず、「お二階へどうぞ~」と、オーナーご夫婦が、優しく声をかけて下さるので、大丈夫です。
土間の階段から2階に上がると、剥き出しの柱や梁が印象的なカフェスペースになっています。
この空間も、オーナーご夫婦が、築120年の古民家を、二人だけでこつこつと泥だらけになって改築して築き上げたものです。
建築のプロでもないお二人が、泥だらけになりこつこつと再生させた古民家の古びた美しさは、何とも言えない安らぎを与えてくれますね。泥だらけになって…?泥…?泥は英語で「mud」?!
ということで、このお店の名前を「MUD CAFE」にしたのですね。日本語で書くと「泥珈琲店」ですね。 こちらの名前の方が、私的には、素敵な名前に思えるのですが…。みなさん、いかがでしょうか?
メニューの特徴

手書きのメニューが、この古民家の空間の雰囲気とマッチして、何とも言えない味をだしていますね。
決してメニューが豊富なわけではありませんが、まずは、提供されるコーヒーの量に驚いてください。
その量は、なんとたっぷり約250ccです。
一般的なコーヒーカップの容量は、約150ccで、マグカップでも200㏄が標準的な量とされていることから、お値段はお安めで、量は1.5倍以上となれば、滅茶苦茶お得な計算になります。
そして、コーヒーも、オーナの弓場宙一(ひろかず)さんが、自家焙煎したコーヒーを丁寧にいれてくださり、美味しいと評判です。
また、オーナーの奥様の怜子さんが担当するふわふわのシフォンケーキを使った様々なスイーツ。
特に人気なのが、シフォンフルーツサンドで、今の時期であればその中身は、いちご、アップルシナモン、バナナから選べます。(写真(左)は、イチゴのシフォンフルーツサンドです。)
なんと、その値段は、500円~550円、信じられないお安さですよね。
また、人気のイチゴパフェでさえ、お値段たったの800円ですから、こんな贅沢な空間で、こんなにおいしいものを、このお値段でいいの?と、思わずその幸せ過ぎる環境を疑ってしまいたくなりますよね。(写真(中)は、ブドウパフェです。)



また、昼食にお越しになっても大丈夫なように、フードメニューもあります。
ただしメニューはシンプルに1品のみで、「おにぎりセット(800円)」です。
おにぎり2個と、豚汁に、近所で平飼いしている鶏の高級卵を使った玉子焼きがセット内容です。
また、ドリンクセットにすれば、更に50円引きとなりますが、もともと、お安いのに、そこまでしなくても…、と思ってしまいます。
とにかく、このお店では2,000円あれば、幸せになって、かつ、おつりが返ってくるという、超夢のような古民家カフェです。
お店の様子やメニューを3分の動画にまとめたものがありましたので、もしも、お時間があればご覧くださいね。
オーナー弓場夫婦のプロフィール

この店のオーナーご夫妻は、弓場宙一(ひろかず)さん59歳と、奥様の怜子(れいこ)さん39歳の、年の差カップルです。
大学卒業後、医療機器メイカーに就職した弓場宙一さんが、奥様と出会ったのは、今から10年ほど前のことでした。
お二人は同じ会社にお勤めで、山登りなどの共通の趣味がきっかけでなかよくなりました。
そうした中、仕事のストレスが増えてきた怜子さんが、宙一さんに田舎暮らしをしたいと弱音を吐いたときに、宙一さんは、怜子さんの気持ちに寄り添い、毎週末、二人は古民家の物件探しを始めたのです。
こうして見つけた物件が、今回紹介された築120年の古民家で、その後お二人は会社を退職して、2023年には、古民家のある北杜市に移住し、20歳の年の差を乗り越えてめでたく結婚しました。
結婚後は、それまでの貯えを取り崩しつつ、自分たちの手でコツコツと古民家を改装し、2024年の3月に、遂に「MUD CAFE」の開業にこぎつけたのです。
お二人は、古民家の1階部分を居住スペースにして仲良く暮らしていらっしゃいます。
マイペースで、ゆったりと時間を楽しみ、笑顔で暮らす古民家での田舎生活は、地元の方からも暖かく見守られていて、幸せな毎日を過ごされています。
まとめ
今回は、山梨県北杜市にある古民家カフェ「Mud CAFE(マッド カフェ)」についてまとめました。
「Mud CAFE(マッド カフェ)」のオーナーご夫妻、宙一さんと怜子さんのお二人が、泥だらけになって改装、再生させた築120年の古民家。
年の差を超えて結ばれたお二人の愛の巣になったとともに、今後お二人が生業とするカフェの店舗にもなり、宙一さんが淹れるたっぷりのコーヒーと、怜子さんがつくるシフォンケーキを使ったフルーツサンドや、小腹を満たすおすすめのおにぎりセットなどで、訪れる方々に、のんびり、ゆったりと大人が楽しめる時間と空間を提供してくださいます。
華やかさはありませんが、質素ながらも本物の贅沢な時間と空間を提供して下さるお二人とこのお店は、地元の方からも愛されているいるそうです。
最後になりましたが、本来定休日としている平日でも、営業している日があるそうなので、営業日や営業時間の詳細は、公式Instagramで紹介されていますので、是非ともご確認くださいね。
夫の宙一さんと妻の怜子さんの二人三脚で営むこの古民家は、山梨県北杜市のとっておきの大人の隠れ家だと思います。
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