正月グルメ年明けうどんレシピ?紅白が縁起が良い訳【タモリと鶴瓶の初しゃべり会】

テレビ

放送予定:1月3日金曜日午後9時から午後10時 NHK総合

タモリと鶴瓶の新春!初しゃべり会では、ゲストの内村光良さんが、お正月にふさわしい縁起物を紹介してくれますが、おめでたい正月グルメとして「紅白に彩られたうどん」も紹介されるようです。

 紅白に彩られたうどん?愛媛県松山市の五色そうめんならば有名ですが、「紅白に彩られたうどん」と聞いて、ピントくる名産地は私の記憶にはありません。それも、それが「正月グルメだ!」と言われれば、なおさら視聴者としては、その正体がちょっと気になるところですよね。

 果たして、うどんの麺が紅白なのか?それとも、うどんの麺の白と、トッピングされた具材の色で紅白なのか?、そもそもなんで、紅白がめでたい色の組み合わせといわれいるのか?

 ということで、今回は、「紅白に彩られたうどん」の正体と思われる「年明けうどん」と、そもそもなぜ紅白がめでたい訳について調べてみました。

 もし、年明けうどんを食べられるお店を知りたいとか、そのレシピを知りたいと気になる方は、最後までご覧ください。

正月グルメ・年明けうどん

正月グルメ、紅白に彩られたうどんの正体は?

 今回、番組ゲストの内村光良さんが、正月グルメとして紹介してくださる「紅白に彩られたうどん」とは何なんでしょう?

 農林水産省のホームページには、うどん県で有名な香川県の郷土料理として、「年明けうどん」が紹介されています。

 年明けうどんとは、うどんに赤い食材を添え、1月15日までに食べる。今年一年幸せであるようにという願いを込めてつくられたものだそうです。

 私も、昭和60年代に香川県高松市に数年居住していたことがあるのですが、当時このような郷土料理があるとは聞いたことがありませんでしたが、香川県のさぬきうどん振興協議会が、年明けに縁起を担いで紅白に彩られたうどんを食べる習慣を作って、新たな麺食行事の普及を目指して2008年から始めた取り組みとなっています。

 また、この「年明けうどん」のほかに、「紅白に彩られたうどん」がないかと調べると、うどんの麺自体が紅白の2色でつくられた製品も見つかりましたが、そのいずれも「結婚式の引き出物や、慶事用のギフト」として紹介されているので、これは、今回の番組で正月グルメとして紹介されている「紅白に彩られたうどん」ではないようです。

年明けうどんのレシピ

 年明けうどんを食べる習慣の普及を図っている香川県のさぬきうどん振興協議会では、年明けうどんのレシピも公開して、その普及を図っていますが、そのレシピを見る限り、具材に何かしら赤色の具材を入れさえすれば、ほぼ「年明けうどん」として成立するような雰囲気でもあり、私の個人的意見とすれば、「年明けうどん」でなく、「紅白うどん」とか「お祝いうどん」とかのネーミングにすれば、1月1日から15日までに限らず通年で食べられるのに、少々もったいない気もしますね。

 とはいえ、具材に赤色さえ入れれば、なんでも「年明けうどん」になるので、それほど、ネーミングにこだわる必要もないのかもしれません。

 今しがた、NHKのゆく年くる年で、香川県善通寺からの中継がありましたが、その中で「年明けうどん」が紹介されていました。そのレシピは「素うどん」に、「紅白のかまぼこ一切れ」を入れただけのシンプルなもので、年明けとともに善通寺に参拝された方に振舞われるそうです。(超簡単レシピですね!)

年明けうどん
純白のおうどんに紅い具を乗せて正月から「年明けうどん」を食べると幸せな一年に・・・。

年明けうどんを味わえるお店

 赤色の具材さえ入れれば、自宅でも手軽に作れる年明けうどんですが、全国にも年明けうどんを提供しているうどん店があるようで、お店の前に、「年明けうどんの紅白のロゴマーク」の入った「のぼり」や「ポスター」などが掲示してあるそうなので、皆さんも、初詣の際には、うどん屋さんの前を通るときに、少し注意して見てください。

 もちろん、そのレシピが自由なように、各店で提供される年明けうどんがどの様なものなのかは予想できませんが、各お店では、お店独自の趣向を凝らしたオリジナル「年明けうどんメニュー」が提供されています。また、年明けうどん提供期間も、各うどん店によって異なるようです。(笑)

 また、全国規模のうどんチェーン店として有名な「丸亀製麺」では、 2025年1月3日(金)から1月14日(火)までの新春限定で、2025年の「年明けうどん」として「大海老天と本ずわい蟹の玉子あんかけうどん」を販売します。なんでも、新春にふさわしく、食べ応えのあるぷりっぷりの「大海老天」と濃厚な旨みを楽しめる「本ずわい蟹」が同時に楽しめる贅沢な仕立てになっているので、お節料理に飽きたらお近くの丸亀製麺に行ってみるのもいいかもしれませんね。

紅白が縁起が良い色の組み合わせとされる訳

 紅白の色の組み合わせは、慶事の用いられていますが、改めて、なぜその色の組み合わせが縁起がよいといわれるのかについて調べてみましたが、諸説あるものの、これといったはっきりした理由はわかりませんでした。

なぜ紅白は縁起が良いと言われるのか?

 紅白の色は、めでたい、お祝い、縁起がよい、といった意味で祝いの席の紅白幕や紅白餅、紅白饅頭など縁起物に用いる由来には、諸説あり、「赤色が赤ちゃんというように出生を意味し、白色が死装束の色のように死や別れを意味するところから、その 2つの色を組み合わせることによって人生そのものを表している」という説や、「花嫁衣裳の色である」という説、「古来から赤飯を炊いて祝っていたことから赤飯の色である」という説などが主な由来として知られています。

縁起物 以外の紅白

 紅白は、縁起の良いものとして扱われる以外に、紅白歌合戦や、赤白帽、紅白戦など、縁起物意外にも主に「対抗する2組」を表すものとして紅白は用いられることがあります。

 そのルーツにも諸説あり、そのひとつに「源平合戦」とする説があるようです。源氏が白旗を、平氏が紅旗を掲げて戦った合戦に用いられた配色であり、また、対照的な色合いでもあることから、以来、対抗する配色として用いられるようになったともい分かりわれていますが、はっきりしたところは分かりません。

紅白はなぜ赤白とは言わないのか?

 また、紅白と言っても、実際は、赤色と白色の組み合わせとなっていますよね。

 その理由については、漢字の読みに関係があるようで、漢字の「赤」の「セキ」という意味が中国では「赤裸々」「赤貧」などのように「裸」「むき出し」などといった悪い意味を持つために、「赤」を使わずに「紅」の漢字を使っているのです。

 そういえば、中国の国旗の赤色は、共産主義と革命のシンボル色とされ、大きな星は中国共産党を表しているのですが、国旗の名前には「赤」と言う文字は使用せずに「五星紅旗」と「紅」の文字が使われていますね。

タモリと鶴瓶の新春!初しゃべり会

 今回の、「タモリと鶴瓶の新春!初しゃべり会」では、ゲストに内村光良さんを迎えて、トークの達人のタモリさんと笑福亭鶴瓶さんしゃべりまくる爆笑必至の1時間です。

 番組では、紅白司会の秘話やお笑いを始めたきっかけなど、貴重なエピソードが続々飛び出して、さらに、お正月にふさわしい縁起物も紹介してくださり、おめでたい正月グルメとして、氷見の寒ブリや、紅白に彩られたうどんの「年明けうどん」を実食されます。

 番組で紹介される年明けうどんは、どんな赤色の具材で彩られているの楽しみですね。

 ただ、今回NHK紅白歌合戦に審査員として出演された内村光良さんですが、今年お亡くなりになった西田敏行さんを追悼するステージの後の論評の際に、感極まってなかなか言葉にならなず、本来ならば、番組内でそのことを、タモリさんと鶴瓶さんにいじられるのでしょうが、今回の番組収録はすでに終わっているので、そことに触れられる心配なくてよかったですね。というのも、この番組の予告動画で、内村さんは、随分と、年上の先輩芸人お二人にかなりいじられていたようですから(笑)。

まとめ

  今回は、NHKの「タモリと鶴瓶の新春!初しゃべり会」で紹介される正月グルメの「紅白に彩られたうどん」について調べた結果、

・番組で紹介する正月グルメの「紅白に彩られたうどん」は、2008年に香川県のさぬきうどん振興協議会が新たな麺食行事の普及を目的に提唱した「年明けうどん

だと分かりました。また、年越しうどんのレシピについては、

・具材に何かしら赤色の具材を入れさえすれば、ほぼ「年明けうどん」として成立する

事が分かりました。年末に放送されたNHKゆく年くる年では、素うどんに「白地に側面が赤色のかまぼこ」を載せただけのうどんが「年明けうどん」として紹介された一方で、丸亀製麺では、食べ応えのあるぷりっぷりの「大海老天」と濃厚な旨みを楽しめる「本ずわい蟹」が同時に楽しめる贅沢な仕立てになっているようですよ。全国の年明けうどんが味わえるお店は、

お店の前に、「年明けうどんの紅白のロゴマーク」の入った「のぼり」や「ポスター」などが掲示してあるお店

なので、お節料理に飽きたら、ご近所のうどん屋さん巡りでもして、各店御自慢の年明けうどんの食べ比べをするのも楽しいかもしれませんね。

 最後に、紅白の色の組み合わせがなぜめでたいのか、その訳について調べてみましたが、

・「赤色が出生を意味し、白色が死や別れを意味するところから、その 2つの色を組み合わせることによって人生そのものを表している」という説や、「花嫁衣裳の色である」という説、「古来から赤飯を炊いて祝っていたことから赤飯の色である」という説などがあるものの、はっきりとした理由は不明

でしたが、

・「赤」の漢字には、「裸」とか「むき出し」などといった悪い意味があるたえめ、「赤」の漢字を使わずに「紅」の漢字を使っている

のです。

 今回は、タモリと鶴瓶の新春!初しゃべり会の番組内で、ゲストの内村光良さんが、おめでたい正月グルメとして「紅白に彩られたうどん」も実食されますので、どのようなレシピの「年明けうどん」番組内で紹介されるのか楽しみですね。

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