佐賀県白石町の須古寿しの店(とこのとこ)のメニューと評判&オーナープロフ

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 こんにちは、ビタミンです。

 今回は、佐賀県白石町に500年続く郷土料理須古寿しにスポットを当て、地域活性化に取り組んでいる須古カフェ&バル「とこのとこ」と、そのオーナー江口智子さんについて調べてみました。

 調査の切っ掛けは、3月22日夕方6時からの「人生の楽園」で紹介されたからです。

 この記事で分かることは、

  • 須古カフェ&バル「とこのとこ」のお店について
  • 名物「須古寿寿し」のお味や作り方について
  • オーナー江口智子さんのプロフ

となります。

 それでは、早速見ていきましょう。

須古カフェ&バル「とこのとこ」のお店について

「とこのとこ」基本情報

・ なまえ   須古 カフェ&バル とこのとこ        
・ 住所         〒849-1104  佐賀県杵島郡白石町堤624-1          
・ 営業日(時間)       水・木・日 11時30分から17時までの間
 金・土   11時30分から22時までの間 
・ 定休日 月・火
・ 駐車場 有 り (店舗敷地内に5~6台分程度)
・ GRAND OPENING  2024年3月27日
・ 公式SNS(インスタ)https://www.instagram.com/tocontoco/ 

カフェ&バル「とこのとこ」への行き方

 カフェ&バル「とこのとこ」は、お車でお出かけになるのが便利です。お店には無料の駐車場がありますので、是非、お車でお出かけください。

 おおむねの目安は、JR長崎本線「肥前白石駅」から車で7分位の場所となります。

お店の雰囲気

 お店は、古民家を改築した木造二階建ての建物です。

 1階は、現代風に改築されたカウンター席とテーフル席がある空間となっていて、2階は古民家の風情を残したテーブル席のみの空間となっています。

 どちらも、客席数を少なめにとっているので、適度な空間が確保されており、落ち着いてゆったりとした気持ちで食事を楽しむことが出来ます。

 大人の隠れ家的に使うのにちょうどいい感じのお店ですね。

カフェ&バル「とこのとこ」メニュー 

ランチメニュー

 ランチメニューは、大人気で、予約でいっぱいのようですから、事前に予約してからお伺いするのが須古寿しを確実にいただくためのポイントですね。

 須古寿しが楽しめるランチメニューは2種類のみです。

  • 須古寿しランチ 2000円

須古寿し+日替わりおかず

須古寿し3枚、メイン(日替わり)+サラダ+季節の野菜数種+デザート)

  • とこのとこランチ 1500円

日替わりワンプレーとランチ

須古寿し1枚、メイン(日替わり)+サラダ+季節の野菜数種)

  • +200円で、ドリンクセット

(コーヒー・青ほうじ茶・みかんジュース・レモンソーダ・ウーロン茶)

デザート

 デザートも日替わりで、お店の小さな黒板に、チョークで手書きで

今日のおやつ

  • ガトーショコラ
  • ヨーグルトムース

などと書かれているので、その日に提供されるお好きな1品を選ぶシステムになっています。

夜間営業のメニュー

 金曜と土曜日は、夜間営業があります。

 夜間の営業のメニューは、1階のカウンター席に並べられた地元食材を使った大皿料理が、ドンドンと並べられているので、ビュッフェ形式でチョイスして、アルコールとともに楽しむスタイルとなります。

名物「須古寿し」のお味や作り方について

 ランチメニューの「須古寿しランチ」なら3枚、「とこのとこランチ」なら1枚が食べられます。

 須古寿し特徴は、

  • 寿司飯をもろふた(押し寿司用の浅い木箱)に敷き詰めて、小分けに区切りを入れ、ムツゴロウの蒲焼をはじめとする色とりどりの具を盛りつける
  • 具には、季節や各家庭によって様々な海や山の幸を用いる
  • 寿司酢にはムツゴロウのかば焼きの骨を漬け込んだ合わせ酢を用いる

ことです。

 ですから、そのお味は、入れる具材によって、また、季節や各家庭によって味が変わるので一概には表現できませんが、基本的に、素朴な優しいお味に仕上がっています。

 須古寿し歴史、由来や作り方については、農林水産省のHPに詳細記載がありますので、その一部を画像とともに引用させていただきました。

  • 歴史・由来・関連行事
  • 有明海に面している白石町は、山や平野、海、川と自然が豊富。特に白石平野は、中世から現代までの間に度重なる干拓事業によって造成された土地で、米や麦、野菜などの農業好適地帯だ。中でも米は、古くから長年品質改良に努めてきたという。伝承によれば、500年以上前、白石町須古地区の領主は、領内の農民のことをとても大切にしており、米の品質改良に尽力している。その甲斐あって、「すし米」「酒造米」として全国で名声を博すほどの評判になった。そんな領主の愛情に感謝し、領民たちは地元で取れた海の幸、山の幸を使ってすしを作り、献上したと言われている。そのすしは、「須古ずし」と呼ばれ、母から子へ、子から孫へと脈々と受け継がれている、現在もお祝い事では欠かせない逸品だ。箱ずしのスタイルが特徴的で、地元のさまざまな具材がのった素朴な味わいが楽しめる。本来はムツゴロウのかば焼きを具材に使うが、近年はムツゴロウが手に入りにくいため、エビやコノシロなどで代用することもある。
  • 食習の機会や時季
  • 白石町須古地区では、祭りの時や地元の寺院・日輪山水堂安福寺にお参りに来た人、嫁いだ娘の里帰りを歓迎するご馳走として振る舞われていた。現在でも地元の祭りや、祝い事の際に客人に提供する、この土地の自慢の料理である。
  • 飲食方法
  • 米は塩や根昆布を入れて炊く。炊いた米に合わせ酢を加えて混ぜ合わせ、「もろふた」と呼ばれる木箱に詰める。四角形に切り目を入れ、タケノコや奈良漬、ムツゴロウのかば焼き、錦糸卵、甘辛く煮たシイタケ・ゴボウ・ニンジンなどのそれぞれの具材をこんもりとのせる。三つ葉や紅ショウガのみじん切りを飾り完成。ムツゴロウのかば焼きの代わりに、鰻やエビを使っても良い。ヘラを使って切り分ける。具材は季節や家庭によって異なるが、有明海の海の幸、山の幸がふんだんに使われる。
  • 保存・継承の取組
  • (伝承者の概要、保存会、SNSの活用、商品化等現代的な取組等について)家庭で一般的に作られるほか、白石町内の道の駅や直売所、スーパーマーケットなどで購入できる。また、町内の小中学校での郷土料理教室をはじめ、佐賀県内の高等学校や短期大学でも調理実習等で「須古ずし」作りに取り組んでいる。
引用:農水省H.P

オーナー江口智子さんのプロフ

 結婚を機に、佐賀県白石町須古地区に移住した江口智子さん(49歳)が、須古カフェ&バル「とこのとこ」のオーナーです。

 江口さんは、管理栄養士として佐賀県の大学で働いていましたが、移住してきて出会ったのが、この地区に500年続く郷土料理の「須古寿し」です。

 当初は、そのスタイルに違和感を覚えた須古寿しでしたが、その作り方を研究し、管理栄養士として実習で指導を行ううちに、須古寿しに愛着がわいたそうです。

 そうした中、地元活性化を夢見て転職に悩んでいたご主人の悩みを聞いているうちに、だんだんと智子さんご自身が、「須古にしかないこの「須古寿し」で、大好きな地元の街を元気にする」という思いが高まり、ついに、智子さんは、2024年3月27日に、古民家を再生させたお店、須古カフェ&バル「とこのとこ」をオープンさせたのです。

 開店後も、智子さんの頑張りで、お店は順調に繁盛しているようでよかったですね。

お店の評判

 カフェ&バル須古「とこのとこ」に対する評判は、

  • 地元の方は、「なつかしい」といって来店される。
  • 遠方の方は、ヘラですくって食べるスタイルに興味を持って来店される。

と、地元の方からも、また遠方の方からの評判を得ています。

まとめ

 ご主人の脱サラの相談を聞いているうちに、自らが先頭になって、地元に500年続く郷土料理「須古寿し」を最強アイテムとして地元活性化にチャレンジした江口智子さん。

 今回は、そんな江口智子さんが経営するカフェ&バル須古「とこのとこ」についてしらべて、

  • カフェ&バル須古「とこのとこ」は、佐賀県白石町須古地区に500年間伝わる郷土料理「須古寿し」が味わえる珍しいお店
  • 基本的には、水曜から日曜日のランチタイムに「須古寿し」を味わうことが出来る
  • 「須古寿し」の具材は、季節や各家庭で様々であり、素朴な味わいが特徴になる
  • 須古寿しは、地元の方からも、遠方から来店される方からからも人気がある看板商品になっている

 という事が分かりました。

  福岡県ご出身の江口智子さんが、結婚を機に佐賀県に移住し、地元に伝わる郷土料理とであり、ご主人とともに須古寿しを使って地元活性化に二人三脚で取り組む姿に、私たちも応援させていただきたい気持ちになりますね。

 機会があれば、予約をして須古寿しをいただきたいと思います。

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