今年最後のチコちゃんに叱られるでは、72分拡大版として、来年1月スタートの大河ドラマ「べらぼう」に出演する里見浩太朗さん、飯島直子さん、高橋克実さんのお三方が出演されるほか、サプライズゲストも登場されるそうです。
気になる、サプライズゲストですが、予告動画を見ると、チコちゃんから「キティちゃんがリボンをつけているのはなぜ?」と出題した時に、チコちゃんの背後にキティーちゃんが映り込んでいたので、今回のサプライズゲストは、「キティーちゃん」に間違いないでしょう。
そもそも、大御所俳優の里見浩太朗さんを差し置いてサプライズゲストとして登場できる方はあまりいないでしょうから。
そして、今回もチコちゃんは、「カニの値段が高いのはなぜ?」とか『身に覚えのない罪を「ぬれぎぬ」というのはなぜ?』とか「善玉・悪玉ってなに?」とか、相変わらずの「べらぼうな」な問題を出題します。
今回のゲストで、注目したのは、昭和の俳優さんが次々とお星さまになっていく中で、いつまでも若々しい里見浩太朗さんです。みなさん、里見浩太朗さんのご年齢をご存じですか?
また、里見浩太朗さんといえば、数々の時代劇で活躍されていますが、その中でも一番の当たり役は、水戸黄門の助さん役と、黄門様役ですが、実際にお幾つの時に役を演じられていたのでしょう。
今回は、里見浩太朗さんのご年齢と、助さんと黄門様を演じられた時の年齢、そして、実際の黄門様と里見さん、どちらが長生きされているのか気になって調べてみました。
里見浩太朗の年齢
ご存じ、里見 浩太朗(さとみこうたろう)さんは、日本を代表する俳優さんです。
下済み時代は、「鏡 小五郎」・「富士川 一夫」・「里見 浩太郎」・「風間 太郎」と芸名を変えて頑張り続け、1970年から今の芸名にされています。
里見浩太朗さんの生年月日は、1936年11月28日で、里見さんは今年米寿を迎えられいて、ご年齢は88歳です。
ちなみに、厚⽣労働省健康・⽣活衛⽣局健康課が公表した「健康寿命の令和4年値について」のデータからは、日本人男性の健康寿命は72.57歳で、平均寿命は81.05歳となっているので、里見さんが今日までバリバリの現役俳優としてご活躍されている事実は、平均寿命で8歳、なんと健康寿命平均を約15歳も上回っていることになりますから、驚きですね。
ちなみに、健康寿命を延ばすために、厚⽣労働省健康・⽣活衛⽣局健康課では、⓵「運動の習慣をつける~一日10分間の早歩き、週末だけ40分ジョギング、毎日10分間のラジオ体操 など」・②「歩く習慣をつける~いつもよりあと10分歩く、ひと駅分歩く、好きな曲3曲分歩く など」・③「野菜不足を解消する~いつもの食事にトマト半個分プラスする、不足分100gを温野菜にして食べる など」・④「朝食の習慣をつける~朝食抜きの人は朝カフェで一日を始めてみる、おにぎり1個でも口にする など」・⑤「生活習慣を変える~禁煙する、もう30分早く寝る など」を習慣化するように勧めていますので、皆さんも、里見さんに負けないようで、採用できるところをご自身の生活の習慣に取り入れて見られたらいかがでしょうか?(参照:厚⽣労働省健康・⽣活衛⽣局健康課「健康寿命の令和4年値について」)
何歳で助さんと水戸黄門様を演じたのか
何歳で助さん役を演じたのか
里見さんは、初代の助さん役を演じた杉良太郎さんに代わり、1971年11月29日放送開始の水戸黄門 第3部から、「2代目佐々木助三郎」として活躍されました。
そして、1982年7月8日に初代黄門様役の東野英治郎さんの降板後も、二代目黄門様役の西村晃さんの下で、通算16年半、1988年2月22日の第17部最終回放送まで、457回にわたるご出演でしたので、里見さんが「助さん役」を演じられたのは、34歳から51歳までの間となります。
通算16年半のご出演中、とくに年齢の衰えなど感じさせなかった里見さんの日頃の健康管理は、役者としての意識の高さの賜物であり、その意識が現在い米寿を迎えてもますますお元気な姿を見せ続けてくださる秘訣なのでしょう。
何歳で黄門様役を演じたのか
里見さんは、2002年10月14日に、「水戸黄門 第31部」で黄門様役を病気降板した石坂浩二さんに代わり、第5代目の黄門様役として、助さんの役を降板されて以来、14年ぶりに復帰ドラマ「水戸黄門」に復帰されています。この時の里見さんのご年齢は65歳でした。一般の方なら、60歳で定年を迎え、そして65歳で再就職先で第二定年を迎えて、のんびりと余生を楽しむ時期に、大役に挑戦された里見さんの役者魂は素晴らしいですね。
そして、2011年12月19日にドラマ「水戸黄門」の42年にわたるシリーズの一時終了が決定し、その後、2015年6月29日には3年半ぶりにドラマ「水戸黄門」がスペシャルとして復活した際の黄門様役を務められました。
この最終回となるスペシャルが放送された時のご年齢は、78歳7ヶ月で、このドラマ「水戸黄門」シリーズで歴代黄門様役を務めらえた役者さんの中で、最年長でした。
黄門様、助さん、格さん役全てを演じた唯一の役者
余談とはなりますが、里見さんは、1959年に公開された映画「水戸黄門 天下の副将軍」で渥美格之進役を務めた経歴があることから、ドラマ「水戸黄門」と合わせて、唯一、黄門様・助さん・格さんの役を演じた俳優さんだそうです。
それだけ、里見さんとドラマ「水戸黄門」のご縁は深かったようですね。
里見さんと黄門様、どちらが長生き?
水戸黄門の長寿(没年)
さて、78歳まで黄門様役を演じた里見さんですが、皆さんは、歴史上の黄門様:水戸光圀公がおいくつまでお元気だったのかご存じでしょうか?
水戸光圀公は、1628年1月11日生れの、江戸時代前期の大名で、常陸水戸藩の第2代藩主となられた方です。
初代水戸藩主の三男で、あの有名な江戸幕府初代将軍だった徳川家康の孫に当たる方です。
水戸光圀公は、儒学を奨励し,彰考館という藩の学校を設けたり、「大日本史」という本を編纂させてた学問好きの方だったようです。
ただ、ドラマ「水戸黄門」と違う点は、 実際の水戸光圀公は日光・鎌倉・金沢八景・房総などしか漫遊された経験はなく、福島県いわき市と静岡県熱海市以外には、現在の関東地方の範囲から出た記録は無いようです。
この学問好きの水戸光圀公は、1700年に、満71歳でお亡くなりになったと記録されています。
どちらが長生き?
ということで、長生きなのは、現在米寿を迎えた里見浩太朗さんに軍配が上がりましたね。
でも、江戸時代の平均寿命は45歳だといわれていることから、平均寿命を上回る年齢を見れば、黄門様は平均寿命+26年となっているので、そうなると、里見さんは、現在平均寿命+8歳なので、黄門様と肩を並べるには、あと+18年…、106歳まで頑張って頂かないと駄目なようですね。
まとめ
お元気で今も現役の役者さんとしてご活躍中の里見浩太朗さんのご年齢は、88歳で、今年めでたく米寿を迎えられたことが分かりました。
日本人男性の健康寿命を15歳、平均寿命を8歳も超えてもなお、お元気な里見さんには驚きを超えて、尊敬の一言しかありませんね。
ドラマ水戸黄門とご縁の深い里見さんが、助さんこと佐々木助三郎役を演じられたのが、34歳から51歳までの通算16年半で、役者さんとして一番脂の乗り切った時期をこの役とともに過ごされている、里見さんの代名詞的なはまり役となっています。
ところが、さらなるはまり役として、里見さんは65歳から、78歳までの間、主演の黄門様こと水戸光圀役でご出演されました。
歴史上の水戸光圀公は、満71歳でお亡くなりになっていますが、78歳まで黄門様を演じられた里見さん、現在88歳でも、そんじょそこらの満71歳には負けない若々しさでその役を演じられたことで、歴史上の水戸光圀公も、きっとお喜びだと思います。
平均寿命を26年上回ってお亡くなりの黄門様、里見さんが平均寿命を26年上回るにはあと18年頑張っていただくという、大変な計算上の年齢となりますが、今の里見さんのご様子からは、実際の長生きの年齢も、平均寿命をベースに計算する長生きの年齢も、黄門様に負けないのではないかと思われます。
これからも、俳優、里見浩太朗さんのご活躍に期待したいと思います。
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