10万円の初物サンマを1000円で売った吉本水産手稲店の場所・行き方

グルメ情報

 7月10日釧路港で初水揚げされたサンマが、1キロが88万8888円落札されました。

 7月11日から、札幌市内のスーパーで99,999円販売された3尾のサンマ、14日の今日、99%引き1,000円で購入されたそうです。

 魚の初物については、大間のマグロの初セリが有名ですが、今回は、大衆魚サンマにこの高額価格が、大きな話題を呼びテレビ朝日系の全国ニュースで取り上げられました。

 そんな、お魚屋さんの気風のいい値段で初物を競り落とし、気風のいい値段で売り渡した気風のいい吉本水産手稲店場所行き方について調べてみました。

 札幌市内にお住まいの方はもちろん、観光やビジネスで札幌を訪れた方も、お近くにお立ち寄りの際は、このお店の陽気な店員さんと写真でもとってInstagramにupして、お友達に自慢してみるのも良いかもしれませんよ。

この記事で分かること…。

  •  1キロ88万8,888円で落札されたサンマ【写真有り】
  •  吉野水産手稲店の場所と行き方
  •  過去最高のマグロの初セリ価格

1キロ88万8,888円で落札されたサンマ【画像あり】

 今回、釧路港で水揚げされ、札幌中央卸市場で吉本水産さんに競り落とされた初物のサンマは、

  •  1キロ 88万8,888円 

と、末広がりの「八」が並んだ縁起の良い価格で吉本水産さんが落札しました。

 競り落とした、吉本水産の店員の東城哲也さんは、「サイズも大きく、食べて美味しそうなサンマだったので、いいと思う」と、末広がりで縁起のいいご祝儀価格にふさわしい良いサンマだとインタビューで話されています。

 このサンマは、全部で6尾なので、1尾の重さ167グラム

 気になる、1尾あたりの仕入れ単価は、

  •  1尾 14万8,148円

と、驚きの価格となりました。

 サンマのサイズは、平均30センチです。大きいもので35センチ、まれには40センチになるサンマもあるそうです。

 サンマの重さは、大きいもので160グラム、小さいもので120gグラムだそうです。

 今回の167グラムのサンマは、かなり大きめだと分かりますね。

 この見事なサンマの様子は、Xの画像(冒頭の29秒迄)でご確認ください。

 動画の中の1尾1,980円のサンマの方が気になりますが、それでも、初物なのでしょうが、それでも少し高いですね。

吉本水産手稲店の場所と行き方

吉本水産ヒストリー

 株式会社吉本水産は、札幌市中央卸売市場で40年以上魚の卸売りをしているお店です。

 また、近年は、魚の小売業にも進出し、札幌市のキテネ食品館で魚屋を開店し、昨年2号店も出店しています。

 また、時代の要請に合わせて、オンラインショップ「吉本水産」も開店しています。

吉野水産手稲店の場所

 魚の卸業の吉本水産が小売店を初出店したキテネ食料館はどこにあるのか調べました。

 手稲店の所在地は、

  • 北海道札幌市手稲区手稲本町2条4-8-20 キテネ食品館

です。

吉野水産手稲店の行き方

キテネ食品館にある吉本水産手稲店への行き方は、真に簡単で、

  •  JR函館本線のJR手稲駅、南第3出口から徒歩1分。道を渡ってすぐ

の場所にあります。

 地元の方で、キテネ食品館で大量の買い物をされる場合は、地下駐車場や、その他、連絡通路で繋がっている手稲駅北口の西友の駐車場を利用するほか、付近にはたくさんの駐車場もあるようなので安心ですね。

 観光客や、ビジネスでお越しお方は、サンマはありませんが、キテネ食品館自体が激安スーパーなので、吉本水産手稲店の握りずしや海鮮丼を購入したり、その他のお店で北海道の美味しいものを買い込んで、ホテルで仲間とパーティーで盛り上がるのも良いですよね。

 観光地料金ではなく、地元札幌市民の感覚で地元食材やお惣菜に向きあうのも良いと思いますよ。

吉本水産月寒店の場所と行き方

 また、昨年開店した吉本水産の小売店第2号店「月寒店」が、JR札幌駅を中心にして、真反対の位置にあります。

 場所は、 北海道札幌市豊平区月寒東3条4丁目2で、行き方は、地下鉄さっぽろ駅から東豊線で各駅停車・福住行に乗車して6駅、月寒中央駅で下車、徒歩18分なのであまり観光客には便利とは言えないかもしれませんね。

 観光客には少し利便性が掛ける場所のようですが、地元の方には愛されているようですね。

 なんと、月寒店は開店一周年のセール期間中は、サンマ1尾を99円で売っていたそうですよ。

 手越店にしても、月寒店にしても、常に私たちの想像を超えた攻め方をして楽しませてくれるお店のようですね。

過去最高のマグロの初セリ価格

 サンマの初セリ価格は、以前は50万円が最高金額だったそうですが、今回は、一気に一キロ当たり88万8,888円まで上がりました。

 とはいえ、マグロの初セリのご祝儀価格は、サンマの価格と違って、たしか億単位だったと思います。

 調べてみると、これでの最高価格は、今年の初せり価格で、青森県大間産の276キロの本マグロが、2億700万円で落札されています。

 1キロの単価を計算すると、なんとキロ単価は75万円になります。すごいですね。

 でも、考えてみると、大間のマグロのキロ単価よりも、今回のサンマのキロ単価の方が、13万8888円お高いことになりませんか?

 「億」が、あまりに大きな金額なのでピンときませんが、2億700万円のマグロよりも、今回99,999円の定価がついたサンマの方が初セリの世界では超高級魚だったのですね。

 これは驚きの事実ですね。

まとめ

 今回は、88万8,888円で6尾のサンマを競り落とした、札幌の吉本水産手稲店さんに注目してみました。

 吉本水産は、40年以上も、札幌中央卸売市場で魚の卸業を営まれている会社ですが、小売店で消費者に直接魚を半ばしているお店が、JR函館本線のJR手稲駅のすぐ前になる手稲店です。

 手稲店にお勤めの東城哲也さん自ら市場で競り落としたサンマを、店頭で1尾99,999円で販売したところ、話題を呼んだものの買い手がつかず、「お値段は要相談」とシャレてみたところ、高齢のご婦人が、一尾5000円からスタートして最後は1000円で購入できたそうです。

 手稲店は、開店した時に一度だけお店を宣伝しただけで、それ以降は口コミのみで集客を図ってきたそうですが、今回は、ご祝儀相場で縁起のよい末広がりの888,888円でサンマを購入し、10万切りの99,999円の定価でサンマを店頭に並べました。

 最後は、切りのいい1,000円で売り払うなど、気風のよいやり方で、マスコミから大きな注目を集めました。

 また、初セリのご祝儀相場で有名な、豊洲市場の大間のマグロと比較しても、今回のサンマのキロ単価が13万8,888円も高額となるなど、サンマを巡って驚きの連続でしたよね。

 ほんの少し前まで、サンマは1尾100円程度だったのですが、不漁が続いていつの間にか、高級魚の仲間入りをしてしまった感じですね。

 ただ、今回の報道で、吉本水産手稲店には、イキのいい店員さんがたくさんいらっしゃることが分かりましたので、地元の方はお買い物に、また観光やビジネスでお越しの方は、リーズナブルなお値段で味わえるお寿司屋海鮮丼が買える吉本水産手稲店で夕食を調達して、リーズナブルに北海道の海の幸を堪能してみてはどうでしょうか。

 ちなみに、JR手稲駅は、JR札幌駅から数えて6駅目、所要時間は18分です。

 気風(きっぷ)のいい、外連味(けれんみ)のあるスタイルで、みごとに全国的に名前を売った札幌の吉本水産の手腕に拍手! 

 なんといっても、高齢の女性に、1尾1000円で店頭の3尾とも売ってあげた心意気が男前ですよね。

 今後とも、その心意気で、美味しいお魚をお安く、我々に提供して下さることを願います。

 機会があれば、お惣菜と、明るく楽しい店員さん達にもお会いしてみたいですね。

 あの1尾10万円のサンマを初セリで競り落としたお店だよ…、と自慢できますよ!たぶん…。

コメント

タイトルとURLをコピーしました