男子200m日本記録更新!?イケメン鵜澤飛羽のプロフと世界との差【日本陸上】

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  こんにちは、ビタミンです。

 今回は、7月6日午後4時30分からNHKで中継される第109回日本陸上選手権で、男子200mで22年ぶりの日本新記録を出すのではないかと期待が高まっている名前が読みにくい鵜澤飛翔うざわとわ)選手に注目してみました。

 22年前から、未だに破られていない日本記録を出したのはなのか?世界記録とのはどのくらいなのか?そして、今回日本記録が期待される鵜澤飛翔選手プロフィールは…、と気になることを調べてみました。

この記事で分かること…

・ 鵜澤飛翔のプロフィール

・ 男子200m日本記録と世界記録

 それでは、早速見ていきましょう。

鵜澤飛翔のプロフィール

 鵜澤飛翔の基本情報

名前鵜澤 飛羽(うざわ とわ)
生年月日2002年11月25日
身長182cm
出身地宮城県
高校宮城県築館高等学校
大学筑波大学
所属日本航空
競技種目陸上100m、200m
出場オリンピック2024年パリ五輪(男子200m)

鵜澤飛翔の経歴

 2024年パリ五輪に、陸上男子200mの日本代表として出場した、鵜澤選手は、宮城県出身で、小学時代はイチロー選手に憧れていた野球少年でした。

 ところが、肘を故障したことで、高校からは、イチローと同じ俊足を活かして陸上部に入り、短距離に挑みました。

 その結果、陸上経験僅か1年半の高校2年夏に、インターハイでなんと短距離2種目の100mと200mをいきなり制する非凡な才能を示す衝撃的な陸上デビューを果たしました。

 2021年には、筑波大学に進学し陸上部に入りました。

 5月の関東インカレの試合では、足に違和感を抱えつつ100m走に出場した結果、2位の成績を収めたものの、太ももの裏にあるハムストリングを痛めてしまい、車いす、松葉杖を使い約半年弱の期間をかけてリハビリを行いました。

 リハビリの結果、2023年には、タイ・バンコクで開催されたアジア選手権に出場し、男子200mで1位、優勝することが出来ました。痛めて

 そして、その年ハンガリーのブタペストで開催された陸上世界選手権に出場しましたが、世界の壁は厚く、準決勝敗退となりました。

 2024年のパリ五輪出場資格を得る、オリンピック標準記録の20秒16には及びませんでしたが、鵜澤さんは、2024年6月に行われた日本選手権で、200mを20秒43で快走し、日本選手権200m2連覇を果たし、パリ五輪の日本代表に選ばれました。

パリ五輪出場

 こうして、鵜澤さんは、日本代表として、2024年8月のパリ五輪に出場され、予選第6組で、20秒33で200mを走り、同組3位の着順で、順当に準決勝に進出されました。

 この際他の日本代表のお二人は、予選3組の上山紘輝選手が20秒84の同組6位で、同4組の飯塚翔太選手が20秒67の同組5位となり、その後の敗者復活戦でも着順を得られず予選敗退となりました。

 準決勝は3組に分かれて行われ、2組目で出場された鵜澤の記録は20秒54と、予選より振るわず、惜しくも同組6着となり、念願の決勝進出には至りませんでした。

 ちなみに、決勝進出した最下位の選手の準決勝での記録は、20秒31だったので、予選の記録を0.03秒上回れば決勝進出に手が届いていた計算になります。

 本当に、陸上短距離の世界は、コンマ0.00秒の世界を争うシビアな競技なのですね。

男子200m日本記録と世界記録

現行の男子200メートルの日本記録と保持者

 これまでの、男子200メートルの日本記録は、2003年6月7日に行われた日本選手権で、当時ミズノに所属していた末續慎吾選手が出した20秒03です。

 末續選手は、2003年の世界陸上パリ大会の男子200m決勝で第3位になり、また4×100mリレーでは、2008年北京五輪で銀メダリストに輝くなど、日本陸上界のレジェンドとなる偉大なアスリートです。

 この末續選手越えの夢を託されている鵜澤選手の自己ベストは、今年2025年5月に韓国亀尾市で開催のアジア陸上選手権で記録した20秒12です。

 その差は、0.09秒ですが、現在上り調子といわれている鵜澤選手へは、

・ 末續選手越えの日本新記録に加えて、日本人初の19秒台への夢

が期待されています。

 当日のレースが楽しみですね。

世界記録保持者と記録と日本記録との差

 男子200メートルの現在の世界記録は、

・ ウサイン・ボルト選手が2009年の世界陸上ベルリン大会で記録した1919

で、これまで15年間その記録は破られていません。

 2024年のパリ五輪陸上200m決勝で優勝したのは、ボツワナ国籍の選手で19秒46の記録でしたから、このボルト選手の世界記録がいかに突出した記録化がお分かりかと思います。

 また、パリ五輪陸上200m決勝では、4位の選手でも19秒99と、20秒を着ているので、今後、鵜澤選手が200m決勝で表彰台を狙うのであれば、最低でも19秒代の壁を打ち破ることが、世界の壁を打ち破る道になりますね。

まとめ

 今回は、7月6日に行われる第109回日本陸上選手権で、男子200mの日本記録更新への期待がかかる鵜澤飛翔選手について調べてみました。

 現在の鵜澤選手の自己ベストタイムは、今年5月末に韓国で行われたアジア陸上選手権で記録した20秒12です。

 現在の日本記録は、2003年6月7日に行われた日本選手権で、当時ミズノに所属していた末續慎吾選手が出した20秒03です。

 0.00秒の世界で争う200m競技ですが、現在鵜澤選手は上り調子なので、この勢いで、一気に日本記録の更新と、夢の日本人初の19秒代の記録を狙っていただきたいものです。

 日本陸上界のレジェンド末續慎吾選手と同様に、世界に通用する世界陸上やオリンピックのファイナリストになることを目指して、是非とも鵜澤選手には頑張っていただき、今年9月に東京で開催される陸上世界選手権の決勝レースでその勇姿を示していただくよう、しっかりと期待して応援していきたいと思います。

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