おはようございます。ビタミンです。
今日のあさイチのプレミアムトークには、NHK大河ドラマべらぼうにご出演中の小芝風花さんが登場されました。また、「べらぼう紀行」のチェリスト宮田大ライブもあり、朝から名器ストラディバリウスの豊かな音色を堪能することが出来ました。
今回は、日本を代表するチェリストとして国際的な活動を繰り広げている宮田大さんについて、宮田大さんのプロフィールと、宮田さんが演奏するチェロ、名器ストラディバリウスのオーナーについて調べみました。
それでは、早速みていきましょう。
宮田大さんのプロフィール
チェリストの宮田大さんのプロフィールです。
- 名前 : 宮田 大 (みやた だい)
- 年齢 : 38歳(1986年7月5日生れ)
- 出身地 : 香川県高松市で出生し、栃木県宇都宮市で育つ
- 学歴 : 桐朋女子高等学校音楽科(男女共学)卒業後、桐朋学園大学ソリスト・ディプロマ・コースを修了した後、スイスのジュネーブ音楽院に留学し2009年に卒業した後、ドイツのクロンベルク・アカデミーに留学し2013年に首席で卒業した。
- 職業 : チェリスト、桐朋学園大学特任教授等
宮田さんは、留学中の2009年に、ロストロポーヴィチ国際チェロコンクールに挑戦し、日本人として初めて優勝を果たされました。
宮田さんの凄いところは、それ以降に参加した全てのコンクールで優勝を果たしている不敗神話を持っていることです。
宮田さんの圧倒的な演奏は、世界中の音楽関係者からの支持が厚く、日本が誇る世界的指揮者の小澤征爾さんにも絶賛され、日本を代表するチェリストとして現在も国際的な活動を繰り広げています。

宮田さんは、これまでに国内の主要オーケストラはもとより、パリ管弦楽団、ロシア国立交響楽団、ハンガリー放送交響楽団、S.K. ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団、スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団などと共演するなど素晴らしいキャリを築く一方で、「クラシック倶楽部」「らららクラシック」「題名のない音楽会」「報道ステーション」「徹子の部屋」など、メディアにも数多く出演して私たちを楽しませて下さる明るいキャラクターの方です。
クラッシック音楽に詳しくない私たちでも、思わずファンになりますよね。
宮田さんのチェロ、名器ストラディバリウスのオーナー
そんな宮田さんが演奏するチェロは、なんと世界の名器のストラディヴァリウスだそうです。
ストラディバリウスとは、近世17世紀~18世紀のイタリアに住んでいたストラディバリという名前の父子の3人が製作した弦楽器のことを言います。
ストラディバリさん父子が作った弦楽器には、「クレモナのアントニオ・ストラディバリが作った」ことを意味するラテン語「アントニウス・ストラディヴァリウス・クレモネンシス」のラベルが張られていて、このラベルの中の単語「ストラディヴァリウス」を由来にして、彼らの作った楽器が「ストラディバリウス」と呼ばれるようになりました。
この父子が作った弦楽器は、バイオリン・ヴィオラ・チェロ・マンドリン・ギター・ハープなどその数は1000を超えているそうですが、現存する約600の弦楽器の大半がバイオリンなので、ストラディバリウス=バイオリンのイメージがありますが、実際には、チェロ、ヴィオラの他、極まれにマンドリンやギター、そしてハープも残っています。
この親子の中でも特に高名な父親のアントニオ・ストラディバリさんは、生涯70から80挺のチェロを作ったと伝えらていて、そのうちの63挺が現在残っています。
そのうちの一台が宮田さんが演奏するストラディヴァリウスで、愛称は「Cholmondeley(シャモニー)」です。
このCholmondeleyの現在の所有者でありオーナーは、大阪府大阪市中央区高麗橋に本社を置く化学工業品製造企業の「上野製薬」です。
このCholmondeleyは、1698年製のチェロで、宮田さんに貸し出される以前は、1947年にロンドンで結成された高名な弦楽四重奏団「アマデウス・カルテット」のチェリストの方が弾いていたそうです。

宮田さんは、Cholmondeleyを弾く時に、一番心掛けているのは「歌うこと」だそうです。
音楽には言葉がないので、音で歌って自分の感情をどう伝えるかを常に挑戦されているそうです。そして、このCholmondeleyを弾いて歌うと、より一層奥底にある自分の感情が伝えられるような気がするそうです。宮田さんにとって、この楽器は名器というより愛器と呼べる存在のようですね。
まとめ
今回は、朝の爽やかなひと時に、「べらぼう紀行」のチェリストの宮田大がスタジオでライブ演奏をしてくださったことから、宮田さんのプロフとチェロ(名器ストラディバリウス)の所有者が気になって調べてみました。
その結果は、
ことが分かりました。
クラッシック音楽に疎い私には、チェロと言えば、ヨーヨーマさんしか頭に浮かばなかったのですが、今回の調査で日本にも才能あふれるチェリストが居ることが分かったので、今後とも宮田大さんに注目し、応援していきたいと思います。
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