M-1予選出場の太宰府市長(楠田大蔵)のプロフと評判?

雑記帳

 こんにちは、ビタミンです。

 学問の神様、太宰府天満宮で有名な福岡県太宰府市楠田大蔵市長が、今年のM-1グランプリに挑戦するとのニュースを拝見しました。

 お堅いイメージの市長さんが、本気でM-1に出場するのか気になって、楠田大蔵市長プロフと評判、またその他に、同じようにM-1に市長さんが出場されているのか気になって調べてみました。

この記事で分かること…

  •  太宰府市長(楠田大蔵)のプロフ
  •  M-1出場と楠田大蔵の評判
  •  他の市長の出場は

 それでは早速見ていきましょう。

太宰府市長(楠田大蔵)のプロフ

 太宰府市の市長楠田大蔵さんは、9月6日に福岡市の会場で開催されるM-1グランプリ2025の予選会に、太宰府出身芸人高田課長さんとコンビを組んで出場されるそうですが、どのような市長なのか、プロフを調べてみました。

楠田大蔵基本情報

名前楠田 大蔵(くすだ たいぞう)
生年月日(年齢)1975年4月20日生(50歳)
出身福岡県筑紫野市
学歴久留米大学付属中学・高等学校(卒)
東京大学法学部(卒)
職業政治家(大宰府市長)

楠田大蔵市長の経歴

2浪で東大へ

 楠田大蔵市長は、地元の高校を卒業後、二浪して東大へ合格し卒業されています。

 彼の父親も福岡県で筑紫野市長をつつめた政治家だったので、どうしても東大へ入学して父親を超えた国政レベルの政治家を目指していたのかもしれません。

 岸田文雄元総理も、東大受験を3度失敗して、2浪で早稲田に入学したエピソードは有名ですが、学力と忍耐力では、楠田大蔵さんの方が、岸田元総理に勝利しているようですね。

民主党から衆議院議員へ

 東大法学部卒業後は、住友銀行に入行し退職した後、27歳で国家公務員1種試験に合格したのですが、なぜか元内額総理大臣羽田孜の秘書に収まりました。

 27歳で合格、28歳でキャリア公務員になっても、23歳でキャリアになった同期生との出世レースでは、5年間の年の差はあまりにも大きいので、元々キャリア公務員を目指して試験に挑戦した可能性は低く、東大卒の肩書同様に、国家公務員1種試験合格の肩書も政治家になるアイテムだったようですね。

 実際、大学卒業3年後の、2003年に行われた第43回衆議院議員総選挙に福岡5区から国政に挑戦して惜しくも落選しましたが、民主党の比例九州ブロックに重複立候補していたため初当選することが出来ました。

 残念ながら、2005年の第44回衆議院議員総選挙では、選挙区でも比例でも落選して議席を失いましたが、幸運なことに、翌年2006年12月に比例九州ブロックで次点だったので繰り上げ当選でき、再び議席を得ました。

 3度目の正直となる2009年の第45回衆議院議員総選挙では、見事選挙区での当選を果たし、誕生した民衆党政権では、防衛大臣政務官を務めました。

 その後、野田元総理が解散総選挙を行い、民主党が政権を失った2012年の第46回衆議院議員総選挙では、民主党ブームの終焉と共に、彼の得票数も減って、再び議席を失い、2013年12月16日に民衆党の見切りをつけて離党しました。

 続く2014年の第47回衆議院議員総選挙には、再度民主党に復党して挑戦し、2017年の第48回衆議院議員総選挙では希望の党から出馬したものの、いずれの選挙でも議席を獲得することはできませんでした。

国政から市政へ転身

 民主党の躍進したブームにより、衆議院議員や防衛政務次官を務めた楠田大蔵市長でしたが、民主党政権の消滅、ブームの終焉とともに国政への扉は重く閉ざされたままとなりました。

 こうした中、彼は政治家としてのフィールドを市政へと移す決心をして、2018年1月の大宰府市長選挙において初当選を果たし、任期満潮に伴う2021年12月告示の市長選挙では無投票での再選を果たし、現在も福岡県の大宰府市長として2期目を務めています。

M-1出場と楠田大蔵の評判

 楠田大蔵市長M-1出場発表記者会見で席上、太宰府市出身の吉本の芸人で同市の観光大使を務める高田課長さんとコンビと組んで出場されます。

 名目上は、高田課長と組んで「町おこしのラストスパート」と位置付けられたM-1出場は、今後の政治活動に向けた売名行為の可能性も高いですが、万が一間違えて、M-1予選を突破して、決勝にでも進むことがあれば、お笑い芸人としての道も開けてくるのかもしれませんね。

 現在2期目を務めている大宰府市長職について、任期満了後に再出馬しないことを、今年6月に議会本会議で表明しました。

 市長のこの表明を受けて、楠田大蔵市長のFacebookには、2期8年間の市長としての活動をねぎらうコメントがあったほかに、次は県議選に出てほしいなどの声もみられたので、市長職の円満辞任の色合いが強く、特に不祥事や悪評があっての再出馬辞退ではないようです。

 また、今後の方針については、Facebookでも今後については白紙としており、そんな中でのM-1出場発表となりました。

他の市長の出場は

四日市市長も出場

 楠田大蔵市長出場するM-1グランプリ2025の予選会は、既に三重県四日市市の森智弘市長も、同市出身のお笑いピン芸人のザブングル加藤さんとのコンビで、予選会に出場されることを発表されています。

 森智仁市長は、ザブングル加藤さんとのネタ合わせ等の様子をYouTubeでアップするなど、しっかりと自らをアピールしているようなので、予選本番での仕上がりぶりがいまから楽しみですね。

M-1に市長が登場した歴史

 いったい、いつから現役市長がM-1出場しているのか、気になって調べてみました。

 どうやら初めて現役市長がM-1に登場したのは、M-1グランプリ2022からで、大阪府柏原市の冨宅正浩市長(当時47歳)が、大阪市内の予選会場で1回戦を突破しており、また、福井県若狭町の渡辺英朗町長(当時42歳)が出場し、こちらも1回戦を突破していることが分かりました。

 今のところ、予選を突破して準々決勝や準決勝に進出したコンビはないようですが、こん後も、地元出身のお笑い芸人とコンビを組んで、M-1出場を目指す市長さんが増えるといいですね。

まとめ

 私たちは、普段テレビ番組で、地元の話題が全国放送で取り上げられると、ちょっぴり嬉しく自慢に感じたり、また逆に、それ程でもないのにな…と感じたりするものですね。

 今回、M-1グランプリに、福岡県の楠田大蔵大宰府市長さんが出場されることになり、地元では予選会が行われる9月6日を楽しみにしている方が多いと思います。

 出場される楠田大蔵市長は、27歳で衆議院議員に当選し、民主党議員として3期議員を務めましたが、民主党の消滅とともに議席を失い、その後も国政選挙での当選は叶わず、地元福岡県の大宰府市長として2期8年の実績を誇る方です。

 任期満了にともなう次期市長選への立候補はしない方針を示している楠田市長、次は何を目指して活躍されるのでしょうか?

 今回の出場は、お笑い芸人の高田課長と組んで「町おこしのラストスパート」と位置付けられていますが、まだまだ50歳の若さの楠田大蔵市長が、このまま黙って政界を引退することはあり得ないので、ここで一発「M-1決勝出場を果たした元市長」の肩書を引っ提げて、再び国政レベルでの活躍をもくろんでいるのか、それとも、順当に、市長から知事へのステップアップを目論んでいるのか、興味深いところですね。

 2022年から、現役市長や町長さんがお笑い芸人の方とコンビを組んでM-1グランプリに登場するようになり、今回も楠田大蔵市長と三重県四日市市の森智弘市長のお二人がM-1出場されるようです。

 登場される市長さんの思惑は別にして、我々市民からすると、全国各地の市長さんがM-1に登場されたり、できれば、県知事さんや、大臣クラスの方々がM-1に登場して下さる世界が実現すると、若者を始め、これまで政治に関心の低かった方々の注目をあつめられて、楽しい世の中が実現するのかもしれませんね。

 市長さんだから、M-1出場が許されるのか、県知事さんでは駄目なのか、なかなか難しいところですが、明るい日本を構築するために、政治家の皆さんにもM-1出場をとおして、明るく楽しい話題を私たちに語っていただければと願いました。

 上品な、ユーモアのある政治家の登場を、皆さんと共に待ち望みたいと思います。

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