分りやすい!手紙箱・ラストレターの手紙寺のシステム【クローズアップ現代】

テレビ

 こんにちは、ビタミンです。

 6月30日月曜午後7時30分からのNHK「クローズアップ現代」のテーマは、「大切な人へ残す言葉は?死後に届くメッセージ ラストレター」です。

 大切な人に事前に手紙を書いて、どこかで保管していただいて、虹の橋を渡った後に事前に指定した方に手紙を届けるシステムのようですね。

 今回、そんなシステムを行っているのが、手紙寺という団体と分かりましたので、今回は、このラストレターを取り扱う手紙寺のシステムの内容と、性格や安全性について調べてみました。

 いったいどんな組織なのか?大丈夫なの?と心配なあなたは、最後までご覧ください。

この記事でわかること…。

・ 手紙寺基本情報

・ 手紙寺のシステム

・ 手紙寺の性格と安全性

 それでは、早速見ていきましょう。

手紙寺基本情報

体名一般社団法人 手紙寺
設立2019年3月15日
所在地(本拠地)千葉県船橋市大神保町1306
電話047-457-0550 (電話受付:9:00〜17:00)
営業時間8:30〜17:30
定休日毎週水曜日
入館料無料
業務内容・手紙処 
・Tポスト(手紙参り専用ポスト)
・手紙標 
・手紙寺商品の購入
代表者代表理事 井上城治 

 手紙寺は、「寺」と名前がついていますが、宗教法人ではなくて、一般社団法人です。

 しかし、代表理事の井上城治さんは、東京都江戸川区にある真宗大谷派寺院・證大寺の住職だそうで、やはり、何か背後に宗教団体との係わりがあるようですね。

 ちなみに、本拠地の地図を確認すると、

船橋昭和浄苑という名称の永代供養の霊園の住所とわかりました。

 また、団体の本拠地を千葉に置いていますが、支店的な活動拠点が4か所あるようです。

手紙寺 江戸川東京都江戸川区春江町4-23-1
開門時間:8:30〜17:30
手紙寺 森林公園埼玉県東松山市大谷196
開門時間:8:30〜17:30
手紙寺 GINZA東京都中央区銀座4丁目11-7
第二上原ビル3階
開館時間:8:30〜17:30
手紙寺 船橋千葉県船橋市大神保町1306
開門時間:8:30〜17:30

 この内、「手紙寺 江戸川」の住所は、代表理事が住職を務めるお寺の住所で、「手紙寺 森林公園」の住所は、森林公園昭和浄苑という名前の霊園が所在し、「手紙寺GINZA」の住所には、仏教人生大学 銀座キャンパスが所在し、「手紙寺 船橋」には、船橋昭和浄苑という霊園が所在しています。

手紙寺のシステム

 手紙寺は、手紙を預かってくれるお寺(宗教法人ではありません)です。

 扱う手紙の種類は2種類で、

  •  自分が虹の橋を渡った後に、思いを伝えたい人宛の手紙
  •  虹の橋の向こうにいる人宛の手紙

です。

 思いを伝えたい人宛の手紙は、依頼者が虹の橋を渡った後に、責任をもって、その手紙を届けて下さるそうです。

 手紙寺では、そのシステムに「手紙箱(ラストレター)」と名前を付けて、有料で手紙箱セットを売ってくださるそうです。

 また、虹の橋の向こうにいる人宛の手紙は、適宜お焚き上げ(焼却)をしますが、このシステムにも「手紙参り」と名前を付けて有料で対応されています。

 各サービスのお値段は、手紙参りのレターセット(メッセージカード・便せん・封筒)は550円ですが、手紙箱(ラストレター:手紙箱・便箋・封筒・メッセージカード・説明書)は13,200円と少しお高めですね。

手紙参りのレターセット
手紙箱(ラストレター)

 また、その他のシステムとして、「遅れて届く手紙セット」と名付けた一年後の自分に送る手紙セットも、1,200円ですが、その切手代は含まれていないので、切手代は追加となります。

 手紙寺さんでは、2020年放映された映画ラストレターともコラボして、ラストレター運動をPRしたり、メディアを活用して、積極的な営業活動を展開されているようですね。

手紙寺の性格と安全性

 手紙寺は、宗教法人ではなく、一般社団法人です。

 宗教法人の目的は、宗教活動を行うことを目的とする団体で、宗教上の教義を広め、儀式を行い、信者を育成するなどの宗教活動を行います。

 今回調べた手紙寺の手紙にかかわるシステムは、有料ですが、直接、代表理事の務める真宗大谷派の協議や儀式とは無関係の活動のため、宗教活動は認められず、宗教法人に認められた税制上の優遇対象とならない活動として組織されたものと分かりましたので、その性格、安全性については、ことさら調べる必要のないことは明白ですね。

 手紙寺の代表理事の井上城治さんは、一般社団法人手紙文化振興協会も主催されていて、手紙を書くノウハウを通信教育する組織も立ち上げられています。 

まとめ

 今回は、NHKクローズアップ現代で注目された「ラストレター」について調べてみました。

 ラストレターのサービスを業務として行っているのは、一般社団法人手紙寺さんです。

 13,200円で購入できる手紙箱の中に、ラストレターを入れておけば、虹の橋を渡った後に、思いを伝えたい人に手紙を届けて下さる素敵なサービスです。

 とはいえ、お金持ちの方ならば、貸金庫とか、弁護士さんに預けることもできるし、私たち庶民でも、家の中に保管したり、信頼できる知人に手紙を預けたりも出来るので、遺言状とはまた別のアイテムとして終活の一つとして取り入れてもいいアイデアですよね。

 今回調べた、手紙寺さんは、創立1200年の歴史を誇るお寺(證大寺)の20世住職が代表理事を務める一般社団法人なので、このラストレターのシステムが気になる方は、安心して問い合わせ等をされても大丈夫そうですね。

 最近は、なにかと高齢者を狙った悪徳商法もあるので、今回は少し心配になって色々調べてみましたが、結論は、普通のお寺さんの霊園経営とセットの営業活動の一環と分かり、私も安心できました。

 私も、愛する○○に、ラストレターを書いてみようかな…、と思いました。

 皆さんも、いかがですか?

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