児玉隼人の使用楽器と海外留学先を調査!【クラッシックTV】

テレビ

 今回のクラッシックTVは、「はばたけ!若き音楽家2025」と題して、3人のクラシック音楽界の未来を担う若手アーティストが紹介されます。

 ゲストのトランぺット奏者の児玉隼人(15歳)さん、ピアニストの竹田理琴乃(31歳)さん、クラリネット奏者の春田傑(24歳)が、スタジオでフレッシュなトークと白熱の演奏を繰り広げます。

 今回のゲストの中で、断トツで若いトランベッターの児玉隼人さん、既に国内コンクール制覇して世界へ羽ばたくために、この4月から海外留学を決めているそうです。

 今回は、そんな児玉隼人さんの使用楽器と、海外留学先が気になって調べてみました。

児玉隼人wiki

 音楽ファンの方なら、今更ご紹介する必要もなのでしょうが、簡単に、トランぺッターの児玉隼人さんをご紹介させていただきます。

 児玉隼人(こだまはやと)さんは、2009年6月20日生まれの北海道釧路市出身の弱冠15歳のトランぺッターです。

 隼人さんは、プロのチューバ奏者のお父様をはじめ、お母様も楽器を演奏する音楽一家に生まれ、普段はやんちゃな子なのに、コンサートでは2時間ずっと静かに聞き入っているような子でした。

 隼人さんが演奏をはじめた始め切っ掛けは、5歳の時のクリスマスにプレゼントに、コルネットをもらったことです。

5歳の隼人さんの手では、一回り大きいサイズのトランぺとを操ることはまだ無理だったので、子どもでも吹きやすいコルネットがプレゼントされたのですね。

 その後、隼人さんはメキメキと演奏の腕を上げていき、あっという間に国内コンクールで

2020年 第30回日本クラシック音楽コンクール – グランプリ
2021年 第23回日本ジュニア管打楽器コンクール – 小学生コース 金賞
2021年 第7回下田国際音楽コンクール – ヤングアーティスト部門 金賞及び大賞
2023年 第23回大阪国際音楽コンクール – Age-G 第1位及び文部科学大臣賞

という受賞歴を誇る、国内トップの若手トランぺッターになりました。

 栴檀(せんだん)は双葉より芳し…ですね。若くて国内トップの座を射止めた隼人さんですが、その座に胡坐(あぐら)をかくことなく、更なる高みを目指して、弱冠16歳で海外へ武者修行に出かけるとは、今後の活躍が大いに期待されることろですね。

児玉隼人の使用楽器

 隼人さんの使用しているトランペットについて調べてみました。

 隼人さんの現在の使用楽器は

ヤマハ コルネット YCR-8335G.

と分かりました。

 えっ?コルネット?トランペットじゃないの?と思われ方かも多いと思いますが…。

 今回の番組案内でも、隼人さんについてコルネット奏者として紹介することなく、トランペット奏者として紹介していますね。

 厳密に言えば、この二つの楽器は異なるものなのです。でも、通常楽団員の方は、トランペットとコルネットの両方の演奏を兼務しているので、特に使用する楽器によってトランペット奏者とコルネット奏者の使い分けを意識されていないのですね。

 コルネットとトランペットの違いは、見た目の大きさと、管がトランペットは1回巻きで、コルネットの管は2回巻きになっているところです。

 その音域は共通していますが、管体が短いため、子どもや小柄な人でも持ちやすいやすいという特徴があり、トランペットよりもまろやかで、柔らかい音色が特徴です。

 コルネットは決して子供用の楽器ではなく、それぞれの良さから、トランぺッターとして有名な日野皓正さんも、トランペット奏者でもあり、コルネット奏者でもあります。

児玉隼人さんの海外留学先

 隼人さんお海外留学について調べてみました。

 現在判明していることは、

・ 留学時期は、2025年4月から

・ 留学先は、ドイツ

の2点だけでした。

 一般に、ドイツに海外留学をするときには、特に年齢制限はなく、早い方では中学生の時から参加できます。

 ですから、今回の隼人さんの15歳(高校一年)での留学も、特別に早いという訳ではないようですね。

 今回、隼人さんがどのような形で留学をされるのかは分かりませんが、一般的には、どこかの音楽学校に入るのか、有名な方のプライベートレッスンを受けつつ、音楽大学に進学する準備をおこなうかのどちらかだそうです。

 また、中高生が留学する場合には、交換留学の制度もあるようなので、隼人さんは、留学先でドイツ人高校生と一緒に公立高校で勉強しつつ、プライベートレッスンを受けられる可能性もありますね。

ドイツには、「マルティン・クレッツァー(74歳)」「コンラディン・グロート(77歳)」「マンフレート・ショーフ(88歳)」「リュディガー・バルダウフ(64歳)」「ティル・ブレナー(46歳)」と高名なトランペット奏者がいますが、この内、ジャス系のトランペット奏者をのぞくと、それぞれにベルリンフィル首席トランペット奏者を務めた経験を持つ「マルティン・クレッツァー(74歳)」「コンラディン・グロート(77歳)」のお二人のどちらかに師事する可能性がありますね。

まとめ

今回は、クラッシックTV「はばたけ!若き音楽家2025」に登場するとゲストのトランぺット奏者の児玉隼人さんについて調べてみて

・児玉隼人(こだまはやと)さんは、2009年6月20日生まれの15歳

・北海道釧路市出身トランぺッター

・2020年 第30回日本クラシック音楽コンクール – グランプリを始め、国内コンクールのタイトルを持っている

・隼人さんの使用楽器は、ヤマハ コルネット YCR-8335G.

・厳密には、トランペットとコルネットは異なる楽器になる

・隼人さんの海外留学は、2025年4月からドイツ

・隼人さんの師匠候補となるドイツの高名なトランペット奏者は、ベルリンフィル首席奏者を務めた「マルティン・クレッツァー(74歳)」または「コンラディン・グロート(77歳)」の可能性がある

などが分かりました。

 日本が誇るトランペット(コルネット)奏者の児玉隼人さんの、留学先でのご健闘と、その後のご活躍をお祈りしたいと思います。

 日本の隼人から、世界の隼人へ羽ばたくチャンスですね。しっかりと応援したいと思います。

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