いよいよ大阪関西万博が開幕しました。
色々と問題もあるようですが、今回は万博で働くスタッフの為の公式万博ユニフォームをデザインした服部真理子さんが、情熱大陸に登場されます。
期間中会場に訪れる前に、事前に公式万博ユニフォームのうんちくを少し覚えて、友達に披露して鼻高になれるよう、今回の記事では
について調べてみました。
それでは、早速見ていきましょう。
公式万博ユニフォーム
最初にご紹介するのは、公式スタッフ用ユニフォーム、いわゆる公式万博ユニフォームです。

まずは、その斬新なデザインをご覧ください。
- 会場サービスアテンダントスタッフユニフォーム
- 協会職員正装ユニフォーム
- 運営スタッフユニフォーム
- 医療スタッフユニフォーム
- 清掃スタッフユニフォーム




会場サービスアテンダントスタッフユニフォームの特徴
会場サービスアテンダントスタッフ用のユニフォームは、公募された全513作品のデザインの中から採用されました。
この会場サービスアテンダントスタッフユニフォームを着るのは、主に、来賓のアテンドや、通訳、そして案内所等の屋内で働くスタッフの方となります。
今回、見事採用された公式のユニフォームの特徴は、
- 性別や年齢に関係なく着用できる(男女を問わずスカートとパンツが選択可能)
- 寒暖差、特に、会期中の暑さに対応できる(ジレ、トップス、ボトム、ウエストポーチを重ね着することで、体温調整が可能)
- 着心地が良く、着る人の個人の好みに合わせた着こなしができる(インナーの色を、赤・青・緑の中から自分で選択可能)
- リサイクルできる素材でできている
となっています。
特に、暑さ対策として考えられた重ね着の発想は、単に体温調節のみならず、
- シルエットを非対称として、ジレ、トップス、ボトム、ウエストポーチを重ね着することで、木々が重なり合う様子で「命」を表現
がされていて、万博のテーマである
- いのち輝く未来社会のデザイン
を意識した見事なデザインに仕上がっています。
その他の公式万博ユニフォームのデザインの特徴
会場サービスアテンダントスタッフユニフォーム以外の公式ユニフォームのデザインも、
- 公募を行った会場サービスアテンダントスタッフユニフォームのデザインとコンセプト
を参考にして、大阪関西万博に協賛した9つの会社が制作しました。
運営スタッフユニフォームを着るのは、主に屋外で案内等を行うスタッフです。
さすがに、どのユニフォームも、公募で選ばれた会場サービスアテンダントスタッフユニフォームのデザインを参考にしているだけあって、全体に統一感がありますね。
これだけ知っていれば、会場に行ったお友達に公式ユニフォームのうんちくが言えますね。(笑)
運営参加(公式スタッフ用ユニフォーム)協賛法人
・株式会社エコログ・リサイクリング・ジャパン
・東レ株式会社
・西垣靴下株式会社
・株式会社V&A Japan
・株式会社ピエクレックス
・丸十服装株式会社
・ミズノ株式会社
・木の糸コンソーシアム
・株式会社たまゆら
デザイナー服部真理子のプロフ
お待たせしました。
お友達に公式ユニフォームのうんちくを語り、鼻高になるには、あと一歩、
- 会場サービスアテンダントスタッフユニフォームをデザインした方のうんちく
が残っていますよね。
4月27日(日)よる11時放送
— 情熱大陸 (@jounetsu) April 20, 2025
MBS/TBS系 #情熱大陸
/#ユニフォームデザイナー#服部真理子
\
万博スタッフ公式制服も手掛ける!
働く人にとことん寄り添うデザイン pic.twitter.com/Gnuw58yV9g
デザイナー服部真理子の基本データ
名前 | 服部 真理子 (はっとり まりこ) |
生年月日 | 1970年(以下不詳) |
年齢 | 55歳(2025年3月末現在) |
出身地 | 長野県飯田市 |
学歴 | 長野県飯田風越高等学校 (卒) 女子美術大短期大学部造形科衣服デザイン教室(卒) |
職業 | 会社員(豊通ユニファッション株式会社 企画デザイン部 部長) |
服部真理子のプロフィール
デザイナーの服部真理子さんは、長野県飯田市のご出身で、祖母さまやご親類の方々が洋服店を営んでおり、「おしゃれ」が身近に感じられる幼少期を過ごされました。
高校卒業後も東京の短大等でデザインを学び、当初はアパレル会社に就職しましたが、トレンドに流されないユニフォームに魅力を感じて、1990年に当時のレナウンユニフォーム(現、豊通ユニファッション)に入社しました。
会社では、ユニフォームデザイナーとして、約30年間、
- 航空会社、コンビニ、アミューズメント施設、高級車販売店
を含めて、これまで500社以上の制服を手掛けてこられました。
ユニフォームは、
- 企業の理念や実現したいイメージに基づいたデザインと、機能性、更に、働く人自身が職場に対するロイヤリティーを得るためのアイテムの一つ
としても位置付けられているために、服部さんは、常に働く人のことを考えてデザインをしています。
服部さんは、今回の大阪関西万博の公式ユニホームを、全身を白で統一したセットアップとしました。
シンプルですが、襟のところで、公式キャラクターのミャクミャクの顔をのぞかせる遊び心も含めて、これまで企業制服を手掛けてきた経験をつぎ込んで機能面もこだわったデザインに仕上げ、万博のテーマを具現化したユニホームと胸を張っています。
そして、服部さんは、万博のスタッフの方に、自分の意思を尊重して、自由に着こなしてほしいと希望されています。
まとめ
今回は、4月27日のTBS「情熱大陸」に登場する
- ユニフォームデザイナーの服部真理子さん
と、服部さんのデザインが採用された、公式万博ユニフォームの
- 会場サービスアテンダントスタッフユニフォーム
について調べてみました。
アパレル業界から、今のユニフォームの会社(豊通ユニファッション)でユニフォームデザイナーとして活躍し、現在は、企画デザイン部の部長となった服部さん。
今回の、公募で得た賞金は100万円ですが、服部さんにとっては、企画デザイン部部長として、とても大きな業績を上げたことになるのでしょう。
この記事を参考に、皆様も、大阪関西万博にお越しの際は、スタッフの方の働きぶりで、そのユニフォームの良さを直接感じていただけたらと思います。
服部真理子さんデザインのユニフォームを着て、生き生きと仕事に取り組んでいるスタッフに出会えることが、今から楽しみですね。
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