こんにちは、ビタミンです。
5月10・11日の2日間、ダウンタウンの浜ちゃんが呼びかけて開催された大阪・万博記念公園もみじ川芝生広場の「ごぶごぶフェス2025」が行われました。
この音楽フェスは、昨年に続き今回が2回目ですが、昨年は実現しなかった、浜ちゃんこと濱田雅功さんと、息子のハマ・オカモトこと濱田郁未さんとの親子共演が大きな話題になりました。
今回は、お若い界の大御所を、公衆の面前で公然と「ジジイ扱い」しても許される、長男でベーシストのハマ・オカモトさんの実力と経歴について注目してみました。
それでは、早速見て聞きましょう。
ハマ・オカモト経歴

ハマ・オカモトさん本名は、濱田郁未(はまだ いくみ)です。
1991年3月12日生まれで、今年で34歳になった独身男性です。
父親は、お笑い芸人の浜田雅功さん、母親は女優の小川菜摘さんで、その長男として東京都で誕生されました。
濱田一家は、ご両親、ハマ・オカモトさんの他に、4歳下の弟さんの4人家族で成長されました。
現在の職業にしているベースとの出会いは、中学時代、ジャムセッション研究部に入部し、ベースを担当したことに始まりました。
破天荒なイメージの父親に反発してか、比較的真面目に高校時代を過ごしており、和光高等学校を卒業する際には、卒業式で生徒会長として答辞を読み上げています。
ただ、高校卒業後は進学することなく、プロのベイシストとしての道を一筋に歩まれ、34歳になる現在も、独身でロックバンド「OKAMOTO’S」のメンバーとして大活躍されています。
ハマ・オカモトさんの経歴は、こちらの雑誌でも紹介されていますよ。(参考までに…)
【6/30発売】
— AERA (@AERAnetjp) June 27, 2025
ももいろクローバーZの百田夏菜子さんによる対談連載「この道をゆけば」は、新たにOKAMOTO'Sのハマ・オカモトさんをゲストにお迎えします。
日本を代表するベーシストの一人であるハマさんが歩んできた道とは一体どのようなものだったのでしょうか? 6月30日発売「AERA… pic.twitter.com/3sPv7MNyYK
ハマ・オカモトのベイシストとしての実力
OKAMOTO’S(岡本’s)結成
中学時代にベースと出会ったハマ・オカモトさんが、2006年に同級生4人と結成したバンドがOKAMOTO’Sです。
バンド名は、メンバー全員が芸術家の岡本太郎(故人)が好きだったことから、メンバー全員が「岡本」姓を名乗りまいた。
当初のバンド名は「岡本’s」でしたが、その後メンバーの変遷もあり、2013年からバンド名を現在の「OKAMOTO’S」に変更しています。
こうした中、2008年に高校2年でインディーズバンドのサポートベーシストとして腕を磨き、その年の夏には、新たに「ズットズレテルズ」というバンドを結成して、優勝賞金が100万円のロックフェスティバル閃光ライオットにも出場し決勝ステージに進出する活躍を見せました。
この「ズットズレテルズ」のバンドには、俳優の草刈正雄さんの長男のドカットカットこと草刈雄士(故人)等、有名人の子どもがいたことで、閃光ライオットへの出場後は、多くのメディアの通目を浴び、取材の申し込みが殺到しましたが、彼らは、そのすべてを断ってたそうです。
さらに、このズットズレテルズは、ロックフェスティバル閃光ライオット出演後に、目的を果たしたことを理由に一旦解散する潔さを示しています。
当時から、父親の七光りを利用する気持ちは、微塵もなかったことを示すエピソードですね。
OKAMOTO’S(岡本’s)メジャーデビュー
OKAMOTO’Sのメジャーデビューは、高校卒業後の翌年2010年5月26日でした。
ハマ・オカモトさんのベーシストとしての腕前はとても高く、深夜帯のFM音楽番組の単独DJを担当したり、ベースの専門雑誌ベース・マガジンの表紙に登場したりと、音楽関係者の間では有名なベーシストに成長しました。
具体的には、2018年1月4日発売の楽器奏者向け音楽雑誌「Player・2月号」にて「2017 PLAYER READER’S POLL BEST BASSIST」の第1位に選出されています。
濱田雅功の七光りを嫌った理由
ハマ・オカモトさんは、メジャーデビュー前の結成していたズットズレテルズで、マスコミの注目を集めた際に、一切の取材を拒否されたことは、既にお話いたしました。
当時から、ハマ・オカモトさんは、ベーシストとして実力がついて、自力で世間に認められるときまでは、決して、親の七光りを使わないと誓っていたそうです。
母親の小川菜摘さんも、後に、「親として、ハマ・オカモトさんをプロデュースしたのは2013年以降」と語っているとおり、メディアに
・ ハマ・オカモト = 濱田雅功の長男
の活字が登場し始めたのは、2013年以降となっていますが、その後も、二人の共演はごく限られたものでした。
このように、ハマ・オカモトさんが、自力で音楽業界でも指折りのベイシストとして認められた2013年以前には、親の七光りの利用を嫌っていた理由は、
・ 実力で、お笑い芸人のトップに駆け上がった父親に対する対抗心
・ 実力もないアーティストと評され、親の顔に泥を塗りたくない警戒心(父親に対する思いやり)
の二つでしょう。
自分の実力で、現在のベーシストとしての名声を勝ち得たとの自信が、ハマ・オカモトさんに親子共演を楽しむ心のゆとりを生み出し、人前で父親をジジイ扱いできるお二人の仲の良さに現れているようですね。
ごぶごぶフェス2025共演の様子
ご覧ください。2025年5月に開催された音楽イベント『ごぶごぶフェスティバル2025』の舞台裏での濱田親子のツーショットです。
一時休養期間を経て、復活されて以降、少しお疲れ気味の笑顔が心配な濱田雅功さんの横で、
・ どうゃ、親父!ここまで自力で這い上がってきたぜ!一人のアーティストとして、参加してやっているぜ!
と、父親の七光りを当てにせず、父親と同じステージに立てた喜びにあふれるハマ・オカモトさんの若干ドヤ顔気味の笑顔が印象的ですね。

ステージでは、ハマ・オカモトさんのベースの伴奏にあわせて、濱田雅功さんが熱唱するシーンが見られたほか、その舞台裏では、リハーサルに5分遅刻したことを始め、こまごまとその行動について小言を言うハマ・オカモトさんに、周囲は驚いたようです。
公私ともに、「切れる!」を売り物にし、周囲をビビらせている浜田雅功さんに対し、平然と小言を連発し、また小言を浴びた本人も、「うるさいわ…!」と小さくつぶやくだけの様子に、周囲は、「さすが親子…」と通常ではあり得ない濱田雅功さんの反応の驚いた様子です。
実は、昨年の第一回の「ごぶごぶフェスティバル2024」では、出演のオファーを断っていたハマ・オカモトさん。
濱田雅功さんが還暦を超えて、ダウンタウンの相方の松本人志さんの問題もあり、休養期間を経て復帰後のイベント出演は、父親の七光りを浴びる息子のイメージではなく、
・ 輝きに陰りが見え始めた父親に、そっと寄り添う息子…
のイメージを周囲の関係者にもたらした一コマであったようですね。
浜田雅功、ハマ・オカモトとフェス親子初共演「やりにくいわ~」 『ごぶごぶフェス』で完全復活https://t.co/mL7bs2ChBK#ごぶごぶフェス @hama_okamoto @GGF_MBS pic.twitter.com/hf9THpScuP
— ORICON NEWS(オリコンニュース) (@oricon) May 10, 2025
まとめ
お笑い芸人の大御所、ダウンタウンの濱田雅功さんと、ベイシストのハマ・オカモトこと濱田郁未さん。
この5月に大阪・万博記念公園もみじ川芝生広場でおこなわれた音楽フェス「ごぶごぶフェス2025」で親子共演が行われました。
ステージでは、ハマ・オカモトさんのベースの伴奏に合わせ、父親の濱田雅功さんが熱唱するほほえましい姿が見られファンは大満足だったそうですね。
一方、舞台裏では…、
リハーサルに遅刻した濱田雅功さんに、ジジイ扱いをして色々と小言を言い続けるハマ・オカモトさんの振る舞いに、周囲のスタッフは、濱田雅功さの「おらぁ~~~、誰に、モノよんじゃ~~~!」と切れる姿が脳裏に蘇り恐怖の時間だったそうです。
ところが、さすが親子、そこには凶暴な濱田雅功さんの姿はなく、小さな声で「うるさいわ…」とつぶやくのみの初老の男性の姿に、スタッフ一同が二度目の驚きに包まれました。
スタッフの間では、あの浜ちゃんこと濱田雅功さんをジジイ扱いする息子のハマ・オカモトさんの姿に、往年の浜ちゃんの姿がオーバーラップされて、何とも言えないアットホームな雰囲気の中で、リハーサルが行われたそうです。
相方の松本人志さんが復帰できず、その他芸能界では中居正広さんが引退し、TOKIOが解散し…、とこれまで業界をリードしてきた方々が次々と消え去り業界の構図が移り変わっていく中で、今回のお二人の共演は、ある意味、時代の流れを象徴する出来事だったようですね。
お笑い芸人として一流の名を究めた濱田雅功さん、ベイシストとして一流に育った長男のハマ・オカモトさんと、対等のタレントとして、仲の良い親子として、今後ともお二人そろっての共演をご披露していただきたいものですね。
もう、親の七光り…、という人はいない時代がやって来ましたから…。
がんばれ!濱田親子!
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