アトヅギレストランで後継者を橋渡しする吉野家HD【ガイアの夜明け】

テレビ

 こんにちは、ビタミンです。

 今回の、ガイアの夜明けでは、「絶品メシ!その味を絶やすな〜このままでは廃業です〜』と題して、絶品料理を店舗の後継者を探して育成する取り組みが紹介されます。

 国民の5人に1人が後期高齢者になる2025年問題。

今回は、飲食店にスポットを当てて吉野家HDの新サービスの取り組みが紹介されます。

 この記事では、

  • ガイアの夜明けの番組情報「アトツギ レストラン」
  • 2025年問題の解決に向けて
  • 生業を軸にした新しい家族の形

について、調べて考えてみたいと思います。

ガイアの夜明けの番組情報「アトツギレストラン」

放送予定と内容

 今回のガイアの夜明けは、5月2日午後10時からテレ東系列で放送されます。

 番組タイトルは「絶品メシ!その味を絶やすな〜このままでは廃業です〜」で、跡継ぎがいない飲食店の味を継承する取り組みを、新たなビジネスチャンスとしてとらえて、取り組みを始めた吉野家HDが紹介されます。 

 番組出演の絶品メシ店の紹介

 今回、番組に登場するお店は、世田谷にある「レストランえいらく」です。

 お店の詳細は、食べログで紹介されいるので、ご確認ください。

吉野家HDのとりくみ「アトツギ レストラン」

 長年地元で愛されて来た人気店が、経営者の高齢化を理由に、惜しまれつつも次々と閉店し、運よく後継ぎが見つかっても、「味が変わった」とか「味が落ちた」との評判を受けて閉店するパターンも散見されます。

 その現状を打破することを、新たなビジネスチャンスとしてとらえ、社会貢献している企業が吉野家HDです。

 そのビジネス名は、ズバリ「アトツギレストラン」です。

 その内容は、

  •  いずれはお店を後継ぎしたいけどお店の看板やメニューは残したい飲食店オーナーと、店舗経営やノウハウを吸収してお店を引き継ぎたい利用者の橋渡し

をしてくれる優れものの新サービスです。

全国ネットの吉野家HDでは、

  •  会社の起源が飲食業であり、飲食業に関するノウハウが豊富
  •  全国に関連店舗があるため、広くて多くの情報ネットワークが構築できる

との強みを生かして、飲食店オーナーとお店を引き継ぎたい方のニーズに合ったサービスを可能としています。

 60を超えると、目は見えにくくなくなり、耳も高音から聞き取りづらくなります。私も、もう少し若ければ、思い切って転職して、日々お客さんの喜ぶ顔を見ながら仕事ができる飲食店の業界に、「アトツギレストラン」をつかって、挑戦してみたかったところです。 

 皆さん、人生は短いですよ。興味のある方は、「アトツギレストラン」には、実際に選べる店舗の紹介や、後継者に選ばれるまでの間の、お給料等も記載されているので、是非一度、アトツギ レストランのサイトをご覧ください。

2025年問題の解決に向けて

 これまで戦後日本の復興に寄与し、経済大国日本の地位を築き上げた

  • 1947年〜1949年生まれの団塊の世代の先輩方

が、今年、2025年に75歳以上の後期高齢者となることで、医療・介護需要の急増、医療・介護人材の不足、社会保障費の増加など社会に大きな影響を及ぼすことが懸念されています。

 これが、2025年問題で、その背景には「少子高齢化問題」があるといわれています。

 昔の日本の飲食店のように、飲食店を家族経営で行えば、上手に節税を行えば、サラリーマンのように多くの税金を支払うこともなく、様々な出費も経費で落とせるので、基本の衣・食・住が保証されるので、後継者となった若い世代の方の経済的な問題が解決され、ひいては出産の意欲もわいてきて、少子化に歯止めがかかり、2025年問題の対策の一つになると思うのですが。

生業を軸にした新しい家族の形

後継者と継承者

 先ほどの、「アトツギレストラン」を使えば、誰でも後継者にチャレンジできますが、継承者となるには、それなりの情熱と才能が必要です。

 後継者を選ぶ立場の方は、後継者候補の方の経営能力、事業への理解、接客等のコミュニケーション能力を見極めつつ、後継者育成を行い、先代の経営理念を引き継ぐことのできた時に、単なる後継者が継承者になれるのですね。

生業を軸にした新しい家族の形

 お子さん等が、家業を引き継ぐことを拒否している場合は、遺産相続の問題もあるので難しいのでしょうが、遺産を引き継ぐべきお子さん等がいない場合は、

  •  飲食店の後継と同時に、戸籍上の問題は別として、飲食店オーナーと、後継者の方とで、血縁ではなく、生業を絆として、新しい家族関係を構築

してはいかがでしょうか。

 親世代は、「老後に子どもに負担や迷惑を掛けたくない」と話し、子供世代は、「自身の育児で精いっぱいで、とても親の面倒までは見られない…」、とう家族が増えてきている現在。

 今はまだ社会的理解が得られにくくとも、飲食店の経営を通じて、生業を絆とした(戸籍に拘らない)新しい家族関係を構築してみてはいかがでしょうか。

まとめ

 今回の、ガイアの夜明けでは、「絶品メシ!その味を絶やすな〜このままでは廃業です〜』と題して、絶品料理を店舗の後継者を探して育成する取り組みが紹介されます。

 そんな社会的ニーズをいち早く察知して、新しいサービスとしてビジネス化したのが吉野家HDのアトツギレストランでした。

 私ビタミンを含め、高齢者が、次の世代に越していけるものは、これまで培ってきた知識を技術、そして、ささやかながらの資産を引き継ぐことです。

 一昔前なら、家業は長男か、その他子供たち又は親族が後継していくものというのが常識ですが、核家族化が進み、更には、シングルマザー、シングルファーザーの増加など、伝統的な家族制度が崩壊した現在ならば、高齢者の持つ知識、技術、不動産、金融等の資産については、その思いをつないでくれる方に託してもよい時代がもうすぐ始まろうとしている予感がします。

 既に崩壊している家族関係の方には、血縁を絆にすることなく、生業を絆にして新たな家族関係を構築していくことも、多様化の一つとしてあってもよいのではないでしょうか。

 高齢者が喜び、次世代の方が感謝できる、そんなWin&Winな新しい家族の在り方を、予感させる今回のガイアの夜明けでした。

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