こんにちは、ビタミンです。
7月5日土曜日と、翌6日日曜日の2日間、東京・有明アリーナで日本生命カップ2025 (東京大会) バスケットボール男子日本代表国際試合が開催中されます。
この大会は8月にサウジアラビアで開催される「アジアカップ」に向けたテストマッチとなります。
今回は、第一次強化合宿に召集された若手中心の18人の代表候補メンバーから、オランダとのテストマッチに出場したロスターメンバ―とパリ五輪代表メンバーの候補選出等について注目して調べてみました。
それでは、早速見ていきましょう。
2025年サウジアラビア・アジアカップ代表候補メンバー
アジア杯に向けた日本代表候補42名発表
日本バスケットボール協会は、今年8月サウジアラビアで開催される「FIBAアジアカップ2025」に向けた男子日本代表候補選手42名を、6月11日に発表しました。
パリ五輪日本代表経験者は9名
2024年パリ五輪の代表メンバー12名の内、八村塁・渡辺雄太・渡邉飛勇の3名は今回代表候補から外れ、
・比江島慎(34歳)・富樫勇樹(31歳)・ジョシュ・ホーキンソン(29歳)・馬場雄大(29歳)・吉井裕鷹(27歳)・テーブス海(26歳)・河村勇輝(24歳)・富永啓生(24歳)・ジェイコブス晶(21歳)
の9名が代表候補に選出されました。
第1次強化合宿招集メンバー
6月23日から行われている男子日本代表チームの第1次強化合宿では、42人の候補から若手を中心にした18名の選手が招集されました。
この18名の内、元パリ五輪メンバーは、
ジョシュ・ホーキンソン(29歳)・馬場雄大(29歳)・吉井裕鷹(27歳)・テーブス海(26歳)・ジェイコブス晶(21歳)
の5人の選手でした。
ベテラン組の比江島慎選手(34歳)と富樫勇樹選手(31歳)の2人と、若手の河村勇輝選手(24歳)と富永啓生選手(24歳)の2人の計4人は招集されませんでした。
下の表では、今回招集された18名に見出し番号を付けています。
そのうち、赤太字は、元パリ五輪メンバー5人を表し、緑太字の13人は、その他の招集メンバーです。
表の青太字は、今回合宿に召集されなかった元パリ五輪メンバーです。
オランダ戦ロスターメンバーは16人
更に、7月5日のGAME 1における男子日本代表チームのロスター12名については、青色のアンダーラインと黄色のアンダーラインで表示しています。
また6日のGAME2における男子日本代表チームのロスター12名については、、青色のアンダーラインと赤色のアンダーラインで表示しています。
両日とも出場したパリ五輪代表組の
・ ジョシュ・ホーキンソン選手、デーブス海選手、ジェイコブス晶選手
の3人は、過去の実績からも代表入りは確定といえるでしょう。
その他、両日とも出場された
・ 西田優大選手、ジャン・ローレンス・ハーパージュニア選手、金近廉選手、デーブス流河選手、川島悠翔選手
の5名も、代表入りは濃厚と思われます。
一方、残る8選手については、今回の活躍次第で、選考漏れの可能性もある厳しい状況が続いています。
= アジアカップ代表候補(42人)サバイバル一覧表 =
・ 比江島慎(191センチ/34歳/宇都宮ブレックス)
・ ルーク・エヴァンス(203センチ/34歳/島根スサノオマジック)
・ アレックス・カーク(211センチ/33歳/琉球ゴールデンキングス)
・ 富樫勇樹(167センチ/31歳/千葉ジェッツ)
⓵ ジョシュ・ホーキンソン(208センチ/29歳/サンロッカーズ渋谷)
② 馬場雄大(196センチ/29歳/長崎ヴェルカ)
・ 今村佳太(191センチ/29歳/名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)
③ 中村太地(190センチ/27歳/ライジングゼファー福岡)
・ 前田怜緒(191センチ/27歳/アルティーリ千葉)
・ 細川一輝(187センチ/27歳/群馬クレインサンダーズ)
・ 大浦颯太(182センチ/27歳/三遠ネオフェニックス)
④ 吉井裕鷹(196センチ/27歳/三遠ネオフェニックス)
・ 津屋一球(191センチ/27歳/三遠ネオフェニックス)
⑤ 川真田紘也(204センチ/26歳/長崎ヴェルカ)
・ 赤穂雷太(196センチ/26歳/秋田ノーザンハピネッツ)
⑥ テーブス海(188センチ/26歳/アルバルク東京)
・ 山口颯斗(195センチ/26歳/長崎ヴェルカ)
⑦ 西田優大(190センチ/26歳/シーホース三河)
・ 井上宗一郎(201センチ/26歳/越谷アルファーズ)
⑧ 佐土原遼(192センチ/25歳/琉球ゴールデンキング)
・ 高島紳司(191センチ/24歳/宇都宮ブレックス)
・ 富永啓生(188センチ/24歳/インディアナ・マッドアンツ)
・ 中村拓人(184センチ/24歳/広島ドラゴンフライズ)
・ 河村勇輝(172センチ/24歳/メンフィス・グリズリーズ)
・ 三谷桂司朗(191センチ/23歳/広島ドラゴンフライズ)
⑨ 狩野富成(206センチ/23歳/信州ブレイブウォリアーズ)
・ 脇真大(193センチ/23歳/琉球ゴールデンキングス)
・ 小川敦也(190センチ/22歳/宇都宮ブレックス)
⑩ ジャン・ローレンス・ハーパージュニア(181センチ/22歳/サンロッカーズ渋谷)
⑪ 金近廉(196センチ/22歳/千葉ジェッツ)
⑫ 山ノ内勇登(211センチ/22歳/オーラル・ロバーツ大学)
⑬ 山崎一渉(200センチ/21歳/ノーザン・コロラド大学)
⑭ ジェイコブス晶(203センチ/21歳/フォーダム大学)
⑮ 湧川颯斗(194センチ/21歳/三遠ネオフェニックス)
⑯ テーブス流河(184センチ/21歳/ボストン・カレッジ)
・ 星川開聖(194センチ/20歳/宇都宮ブレックス)
⑰ 川島悠翔(200センチ/20歳/シアトル大学)
・ ニモ正義(198センチ/19歳/ー)
・ ロロ・ルドルフ(188センチ/19歳/ー)
⑱ 渡邉伶音(206センチ/19歳/東海大学)
・ 瀬川琉久(184センチ/18歳/千葉ジェッツ)
・ 白谷柱誠ジャック(194センチ/16歳/福岡大学附属大濠高等学校)
こうしてみると、トム・ホーバスヘッドコーチが、史上最強といわれたパリ五輪チームから、新たな新制JAPANのチーム作りを模索している様子がうかがい知れますね。
最終的には、この合宿に召集された18名と、今回招集を見送られた元パリ五輪メンバー5人を含めてた23人による代表争いが展開されるのでしょう。
まとめ
今年8月にサウジアラビアで行われるアジアカップに向けて、トム・ホーバスヘッドコーチ率いるバスケットボール日本代表の選考が始まっています。
6月に発表された候補選手42人から、最終的に代表として選ばれるのは12人。
熾烈な大乗争いの中で、6月23日から実施の第一次強化合宿のメンバーは18人。
そして、この試合に出場できたのは16人、両試合とも出場できた8人と、1ゲームしか出場できなかった8人。
1ゲームのみ出場の8人から、更にしぼり込みが行われるのでしょうね。
オランダとのテストマッチを1勝1敗で終えた、新制JAPAN。
8月のアジアカップ優勝に向けて、厳しい代表争いを経て選ばれた12人で、是非ともアジアチャンピョンに輝いていただきたいものです。
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