こんにちは、ビタミンです。
9月14日日曜日11時30分から放送の今回のNHK「うまいッ!」では、有明海の絶品!竹崎かにが紹介されます。
佐賀県の太良町でとれる太良カニは、竹崎カニとしてブランド化されている特別なワタリガニです。
ワタリガニの水揚げ量では、全国的に知名度がない佐賀県有明海産のブランドワタリガニがなぜ絶品といわれるのか、その秘密と人気のお食事処園や、お取り寄せのできる通販について調べ見ました。
個人的には、カニの中で一番おいしいと感じるワタリガニに興味がある方は、最後までご覧ください。
ワタリガニとは
ワタリガニの定義
ワタリガニは、ガザミのことで、学術的には、エビ目カニ下目ワタリガニ科に分類されるカニの一種だそうです。
食用にされるカニで、甲羅が横長の六角形をしていることが特徴です。
普通のカニと違うのが、一番下の5番目の足が、海を泳ぐように平たくヒレ状の変形していて(遊泳脚)、このヒレの足で水中をすばやく泳ぐことができることです。

魚屋さんの店頭では、緑色のカニですが、加熱すると真っ赤になります。
ワタリガニの生産地
ワタリガニは、北海道南部から屋久島周辺まで広く生息していて、生息適地は波が穏やかな内湾の、水深30メートルほどまでの砂泥底となっています。
ワタリガニの生産地は、主に愛知(三河湾)、福岡(豊前海)、愛媛(瀬戸内海)、大阪(大阪湾)、北海道でしたが、東日本大震災で、仙台湾に泥が堆積して推進が浅くなった影響で、海底の地形が変わり、なんと現在では2015年には宮城県が全国一位のワタリガニの水揚げを果たしました。
ワタリガニの漁期と旬
ワタリガニの漁は、一般的には晩春から初冬までの間です。
ただし、気候が温暖な西日本地方では真冬でも漁がおこなわれています。
ワタリガニの旬は、秋から冬で、卵巣が入ったメスの味は、別格とされています。
ブランドワタリガニ
ワタリガニをブランド化して、観光用食材にしているのは、福岡県北九州市の豊前本カニ、佐賀県太良松の竹崎カニ、岡山県倉敷市のガンツ等ですが、岡山のガンツの水揚げ量は減り続け、僅かに地元で楽しめるだけのようです。
このため、国産品のワタリガニは高級食材となり、中国や韓国、東南アジアからワタリガニは輸入されるようになっています。
竹崎カニと太良カニの違い
同じワタリガニの名前
今回番組で紹介された、ブランドカニの竹崎カニ。

調べてみると、同じ佐賀県太良町で獲れるカニに太良カニという名前のカニがありましたが、どちらの太良町で獲れるワタリガニのことで、竹崎カニの名前の方が圧倒的に多く一般的でしたので、太良町のカニは竹崎カニ…、的な理解で良いかと思います。
竹崎カニの旬
竹崎カニの旬は、オスとメスで違います。
オスは夏から秋が旬で、身がプリプリとして絶品です。
一方、メスの旬は12月から5月の冬となっていて、濃厚な卵(卵巣)を味わえるのが特徴です。

そのほかにも、9月から10月頃には、脱皮したばかりのからの柔らかいカニを、殻ごと唐揚げにして食べることもできますが、どうせ頂くなら、プリプリの実の入った夏のオスか、たっぷりと卵の入った冬のメスを頂きたいですが、実は、幻の一品といわれている貴重なモノだそうです。
今回の番組も、食材ハンターの本田剛文さんが、オスの竹崎カニを頂くようですね。
人気のお食事処と、おすすめのお食事処
竹崎カニをキーワードに、食事処を調べたところ、複数のお店がおすすめのレストンランとして紹介されていました。
いずれも甲乙つけがたく、どの店を紹介してよいものやら…、と悩んでみましたが、検索サイトで、圧倒的に月間アクセス数が多いお店がと宿があったので、ご紹介します。
圧倒的に店名の検索件数が多かったお店 園(その)
竹崎カニをキーワード検索して、2キーワードで検索数が一番多いのが「竹崎カニ 園」でした。
調べると、園とは、お店の名前で、所在地は、佐賀県藤津郡太良町大浦乙124-21にある、カニ、海鮮料理のお店でした。
連絡先は、0954-68-2277で、予約可の店です。
定休日は毎週木曜日で、それ以外の日の午前9時から午後5時までの営業で、午後5時以降は、予約すれば対応していただけるそうです。
詳細は、公式Instagramでご確認しください。
口コミ等を見てみましたが、「10月から牡蠣小屋が建ち、牡蠣もおいしい。」とか「刺身が美味しい。」とか「カニ入りの味噌汁がおいしい。」とのコメントが多く見られましたが、他にも、美味しそうな竹崎カニのお店が沢山ある中で、何故この店の検索数が突出しているのかの理由は分かりませんでした。
たぶん、スペシャルに、美味しいのでしょう。特にリーズナブルとの口コミはありませんでした。参考までに…。
2番目に店名の検索件数が多かったお店 鶴荘
2番目に店名の検索数が多かったのが、三ツ星ホテルの「竹崎カニと日本酒の宿 鶴荘」でした。
竹崎カニ付き季節のプランは、朝夕食付きで、17,600円からの設定となっています。
竹崎カニの他、有明海で採れた珍味や佐賀県産の食材にこだわった料理が提供されます。
住所は、佐賀県藤津郡太良町大浦丙928で、連絡先は0954-68-2758です。
詳細は、お宿の公式ホームページでご確認ください。
3番目に店名の検索件数が多かったお店 海旬
2番目の鶴荘さんと、僅かの差で3番目となったのが、「竹崎蟹 茶寮 海旬(かいしゅん)」さんです。
この茶寮 海旬さんは、全席個室となっていてゆったりと食事を楽しむことが出来るそうです。
月曜日が定休日で、それ以外の日は、午前の部が11時30分から15時00分まで、午後の部が17時30分から22時00分までとなっているので、ランチも楽しめます。
住所は、佐賀県藤津郡太良町大字大浦丙915で、連絡先は、0954-68-2345です。
こちらの茶寮の詳細も、公式ホームページげご確認ください。
お取り寄せと通販
竹崎カニのお取り寄せは可能です。
楽天市場でもお取り寄せが出来ます。
また、太良町の食事処、旅館等でも、取り寄せが出来る店が多いのですが、お安いお買い物ではないので、口コミで高評価を得ている信用あるお店を選んで購入してください。
まとめ
今回の番組では、日本最大の干潟で知られる有明海でとれる「竹崎かに」を取りあげています。
竹崎カニは、ワタリガニで、夏から秋にかけて旬をむかえるオスのカニを、食材ハンターの本田剛文さんが味わいます。
番組では、2日間しか食べられない「幻の一品」などの極上かに料理もご紹介されるそうです。
乱獲が進んでしまい、いつの間にか高級食材となってしまったワタリガニ。
私ビタミンの個人的意見であれば、蒸しあげた冬の子持ちのワタリガニは、カニの中で最高の美味しさだったと記憶しているのですが…。
ブランド品となった渡りカニの一つ、竹崎カニを機会があれば食べてみたいものですが、お値段が少しネックですね。
正直、地元で採れる、ノンブランドのワタリガニでも、なかなか手をだせないのですすが、この際、思い切って…。
みなさん、美味しいワタリガニはいかがですか?
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