モバイルバッテリーが発火してもスマートに消火する対応

雑記帳

 こんにちは、ビタミンです。

 今日も、新幹線車内で、モバイルバッテリー発火してけが人が出たニュースを拝見しました。

 最近、この手のニュースが多く、こんなに危険なモノを飛行機に持ち込めるのかと気になり調べてみると、手荷物としての持ち込みならば、万が一発火しても客室乗務員が対応できるため認められていると分かりました。

 万が一飛行機の中で発火しても、客室乗務員が対応できる方法があるならば、仮に新幹線の中でモバイルバッテリーが発火しても、私たちで適切に対応する方法がありそうなので、その対応方法知識を調べてみました。

 大量の水さえあれば、それ程恐れる発火ではないと分かりましたので、日常モバイルバッテリーを持ち歩いている方や、万が一、そんな状況に出くわしても、クールに対応してあげられるカッコいい人になりたい方は、是非最後までご覧くださいね。

この記事で分かること…

  •  モバブ…、って何?
  •  モバブは常に見える位置で携帯
  •  モバブが発火時のスマートな対応方法

モバブ…、って何?

 いきなりですが、モバブってわかりますか?

 昔、ヒット商品になったモバイルバッテリーの商品名が「eneloop mobile booster」たったために、モバイルバッテリーの事を略して「モバブ」といい始めて、その略称が定着したようです。

 なので、今回は、モバイルバッテリーモバブと呼んで記事を作成しますね。

モバブは常に見える位置で携帯

飛行機機内にモバブが持ち込める理由

 最近、新幹線を始め、電車の中でのモバブ発火騒ぎがニュースになっていますよね。

 そんな危険な代物であるモバブは、特に安全性が求められる飛行機に持ち込めるのでしょうか?

 冒頭で説明した通り、答えはYES!です。

 ただし、機内持ち込みについては、発煙・発火等の不具合が発生したとしても、早期に的確な対応を行えるように、以下の制約があるようです。

モバブを飛行機に持ち込むときの留意事項

  •  預け入れ荷物は不可
  •  見える場所に置く… モバブは座席上の収納棚においてはいけない。モバブは、手元、衣類のポケット、座席前のポケット、前の座席の下など、発火がすぐ見える場所へ収納すること。
  •  見える場所で充電する… モバブを使っての携帯用電子機器への充電や、飛行機内の電源からモバイルバッテリーへ充電をする時は、常に状態が見える(確認できる)場所で行うこと。
  •  容量の制限と個数の制限… 各社の規定によりますが、一般的には100Whを超えて160Wh以下のバッテリーならば、通常2個まで機内持ち込みできますが、利用する航空会社の利用規定を個別に確認してください。

 以上のように、基本的に、モバブが万が一発火しても、その火が燃え移ることさえ予防できれば、つまり、モバブの状態を常に観察できる「見える位置」に収納しておけば、例え飛行機の機内でモバブが発火しても、運航の安全に影響なく対応できるようですね。

新幹線等、列車内に持ち込むときの注意点

 ということで、いつ発火するか分からず、携帯に不安が残るモバブですが、飛行機へのモバブ持ち込み時の留意事項を参考にすれば、新幹線をはじめとした各種列車や、バス、フェリーとへモバブを持ち込むことも、それ程ナーバスになる必要はないようですね。

携帯時の収納場所 

 ポイントは、モバブ発火等の異常があった時に、すぐに気付けることがポイントなので、モバブを列車等に持ち込むときは、リュック等に入れるこちなく、手提げかばんや、服のポケット、もしくは、触接手持ちにするなど、場外がいつでも確認できる目が届く場所に収納(携帯)することが必要ですね。

容量・個数の制限

 飛行機と違って、今のところは、モバブの容量と個数に特に制限はないようなのですが、仮に大量のモバブを持ち込む際は、座席上の収納棚に収納せず常に状態が確認できる場所で使用するようにしてください。

モバブが発火時のスマートな対応方法

モバブ発火時の注意点

 モバブ発火した最初は、火花と煙が激しくでるようです。

 この時に、驚いてしまい対応を誤って怪我(やけど)をする方が多いようですね。

 発火時、火花と煙が吹きあがっている時にすることは…

  •  火花が収まるまで近づかないこと

です。

火花が収まってからすること

消火に効果がある消火器の種類

 火花が収まると、消火の手順に入ります。

 モバブ消火対応する消火器の種類は、クラスDと呼ばれる粉末消火器か、炭酸ガス消火器の2種類が有効だそうです。

 消火器なら何でも効果がある訳ではないようですね。

 仮に、近くにあった異なる種類の消火器で消火できなくとも仕方ないので、慌てないでも大丈夫です。

 私も、初めて、消火器にも色々種類があると知りましたし、とりあえず、効果があろうがなかろうが、発火の時には、とりあえず消火器を使ってしまうと思います。

水を使って消火する方法

 は、モバブを冷却する効果があるので消火に有効です。

 冷却するためには、当然大量の水がいるので、列車内で発火した場合は、自分や周りの方に協力を頂いて、ペットボトルのをかけましょう。(たぶん、冷たいお茶でも大丈夫…)

 モバブの発火に遭遇した場合は、

  •  火花が上がっているときは、皆を近づけない…
  •  火花が収まると、クラスDの効果がある消火器があれば、消火器をかける(効果が無くても、特に、害はないので、だれかがしょうかきを使っていても黙認する。)
  •  消火器が無ければ、大量の水を確保して、モバブを冷却して消火する。
  •  可能であれば、消火後もバケツ用の中の水に、モバブを入れて保管する

という手順で対応し、119番で駆けつけてきた消防署の方に引継げば完璧ですね。

まとめ

 今回は、モバブ発火に、慌てずにスマートに対応する方法を調べてみました。

 基本的に、モバブを持ち歩く際は、発火等の異常にすぐに気づけるように、リュックの中に入れたりすることなく、目に見えやすい位置で携帯することが鉄則になります。

 そして、万が一モバブ発火した場合は、

・ 火花が上がっている間は近づかない

・ 火花が収まると、消火器又は大量の水で消火する

・ バケツの水の中に保管して、消防等の関係者に引き継ぐ 

ことで、無駄に大騒ぎせず、けが人を出させずに、スマートに対応しましょう。

 事前の知識がないと、意外に、小さな火災でもパニックになってしまいますから、この際、しっかり消火は冷却が大切との知識を身に着けて、スマートな人になりましょう。

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