食用の藍が食べられる徳島・つるぎ町の民宿(古城)への行き方と料金【人生の楽園】

グルメ情報

 こんにちは、ビタミンです。

 8月23日土曜日午後6時からの「人生の楽園」は、徳島県の天空の郷にある藍の天ぷらが食べられる古民家宿の家賀乃里・古城が登場します。

 この民宿では、経営者の枋谷京子さんが育てた藍を、なんと天ぷらにして食用で提供していただけます。 

 って、染物の原料くらいの知識しかありませんでしたが、食用に出来るとは驚きですね。

 今回は、そんな藍の料理が食べられる枋谷京子さんが経営する民宿家賀乃里・古城行き方料金、そして、食用として用いられている藍の食べ方について調べてみました。

 民宿・家賀乃里・古城へ泊りに行きたい方、そして、食用の藍を頂いてみたい方は、是非、最後までご覧ください。

この記事で分かること…

  •  古民家宿の家賀乃里・古城の行き方、料金
  •  食用藍の活用方法
  •  番組情報:枋谷京子のプロフ

古民家宿の家賀乃里・古城の行き方、料金

家賀乃里・古城の基本情報

名称家賀乃里・古城
住所〒779-4107
徳島県美馬郡つるぎ町貞光字家賀道上474 
電話050-5444-6620
部屋数1戸建て(貸切)
駐車場あり
チェックイン15:00
チェックアウト10:00
食事夕食・朝食付き

 このお宿の特徴は、一戸建で、寝室は2部屋あり、マットレスは6枚用意されているので、1グループ6人までお泊りいただけます。

行き方(アクセス)

 宿がある家賀集落とは、徳島県の西部で、剣山系の北斜面側の一角にある、美馬郡つるぎ町にあります。

 家賀集落は、「ソラ」と呼ばれる大規模な傾斜地集落で、貞光川の支流、見恵頭谷奥の南岸山間部、北面に開けた標高約150~550m、標高差約400mの傾斜面に展開する集落です。

 周囲を森林に囲まれ、山上部に涵養林を残し、下部に天上の山里世界が広がっています。

 昔は100軒余りの民家があり、カヤ場、畑地が交互に織りなす独特なソラ景観を創り出しています。

 この家賀集落にある民宿古城への行き方は、資料ではJR徳島線小島駅から、車で38分と紹介されていますが、タクシーやレンタカーの便はいいとは言えないので、レンタカーマイカーでのアクセスが良さそうです。

 地図をご覧いただいた通り、場所は徳島県の山中にあり、関西方面からの行き方は、鳴門大橋からは、車で約1時間20分、徳島自動車道の脇町ICを降りて、国道193号線、県道255号線を経由していくのがベストでしょう。

 その他、徳島空港や、高松空港の空の便を利用して、空港からレンタカーを借りるのも良いですね。

 利用料金

 楽天トラベルによると、

1名利用時料金消費税込 12,180~17,980円/人
2名利用時料金消費税込 6,090~8,990円/人
3名消費税込 6,767~8,700円/人
4名消費税込 7,105~8,555円/人
5名消費税込 8,236~8,468円/人

となっていて、季節によりお値段の幅はありますが、概ね一人9,000円以下で、一泊2食付きで利用できるようです。

 また、連泊も出来るようで、1泊から30泊まで利用できるので、この天空の集落で、創作活動でも行うために、長期逗留するのも良いかもしれませんね。

食用藍の活用方法

家賀乃里・古城の藍料理

 古城の料理の写真がありましたのでご紹介します。

 内容、品数から、おそらく朝食だと思われますが、この画像以外に、このお宿で提供される食事の写真は見当たりませんでしたが、藍の葉の天ぷらは、蕎麦と相性が抜群のようです。

 一般的に、この付近の民宿では、藍の天ぷらなどの料理が提供されているそうですので、このお宿でも、藍の天ぷらがいただけるでしょうが、念のためお宿を予約する際に直接お尋ね頂くことをお勧めいたします。

藍の葉の天ぷら

 藍の葉を天ぷらにすると、独特の風味と食感が楽しめます。ほのかな甘みと、揚げたことによる香ばしさが加わり、爽やかな味わいが特徴なので、一度はいただいてみたいものですね。

その他の藍料理

 現在は、食用の藍は、粉末状にして利用されているようです。

 地元の四国大学では、藍染めの原料や、漢方薬として利用されてきた藍に食用としての価値を認めて、生活習慣病にも効果がある食品としての研究が行われています。

 藍の味は、ポリフェノールの一種であるタンニンが含まれています。お茶に含まれているタンニンと同様の成分で、これにより、えぐみや渋みを感じるそうです。

 藍の色は、藍の葉そのものを利用するため、葉を加工した料理やお菓子は、藍色ではなくて、緑色に染まります。

藍入りパウンドケーキ
藍入りニョッキ
藍入りパスタ

番組情報:枋谷京子のプロフ

 今回の、人生の楽園の舞台は、徳島県つるぎ町で、過疎化が進む故郷の活性化をめざして、かつて盛んだった藍の栽培を復活させて民泊を始めた枋谷京子さん(74歳)が主人公となります。
 つるぎ町で生まれ育った京子さんは、就職・結婚後に地元へUターンした後に、同郷のご主人を亡くしたため、毎週のように墓参りのため家賀(けか)集落に足を運びました。

 その度に耕作放棄畑が増え、空き家も目立つ夫の故郷を見て、廃れて無くなってしまう前に再生できないかと考えて、かつて藍染用に使う藍の栽培が盛んだったことを聞きつけて、2019年に藍の栽培を始めるとともに、家賀集落を訪れる農業研究者や農業体験を希望する人たちがを対象にして、築260年の古民家を借りて、2022年に自然体験宿泊施設「家賀乃里 古城(こじょう)」をオープンさせました。
 番組では、亡き夫の故郷に活気を取り戻したいと、藍の栽培と民泊を始めた京子さんを紹介するとともに、その思いに共感して家賀集落に集う仲間と地元住民との交流が紹介されます。

まとめ

 今回、番組「人生の楽園」で紹介された自然体験宿泊施設「家賀乃里 古城」は、一戸建ての古民家を活用した民宿です。

 寝室は2部屋あり、寝具は6組あります。食事は、一泊二食付きで、料金は季節と、食博人数により変わりますが、最大でも一人9,000円以下で泊まれます。

 宿があるのは、四国山脈の中で不便な場所にあるので、車でお出かけいただくのが便利で、徳島自動車道を利用してアクセスしていただけます。

 もともと、家賀集落を訪れる農業研究者や農業体験を希望する人たちがを対象にしてオープンした民宿なので、観光客用のもてなしがあるのかどうかは分かりませんが、田舎暮らしを体験したい方にはぴったりのお宿となっていて、最大30連泊迄出来るようです。

 付近には、大歩危峡や祖谷のかずら橋などの観光スポットもあるので、四国の旅の途中で、天空の集落で、都会の喧騒から逃れてのんびりと過ごしてみるのも、ある意味最高の贅沢になるのではないでしょうか。

 そして、珍しい藍料理にも挑戦してみてくださいね。

 いい旅が出来ますように、お祈りしています。

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