こんにちは、ビタミンです。
7月5・6日の2日間、東京・有明アリーナで日本生命カップ2025 (東京大会) バスケットボール男子日本代表国際試合が開催中です。
5日のオランダ戦、GAME 1の男子日本代表チームのロスター12名には、期待どおりパリ五輪最年少代表選手のジェイコブス晶選手も選ばれました。
今回は、個人的に、将来の日本バスケット界のエースと期待しているジェイコブス晶選手の身長とプロフィールに注目して調べてみました。
ジェイコブス晶選手の基本情報

ジェイコブス晶の基本情報
今回、大注目の選手、ジェイコブス晶の基本情報です。
気になる身長は、なんと2m6cmもあるそうです。すごいですね。
名前 | 通称名: ジェイコブス晶 (あきら) 本名 : 熊谷(くまがい) ジェイコブス 晶(あきら) |
生年月日 | 2004年4月13日 |
年齢 | 21歳(2025年7月現在) |
出身 | 神奈川県横須賀市 |
国籍 | 日本 |
身長 | 206センチ |
体重 | 93キロ |
所属 | フォーダム大学(アメリカ・ニューヨーク) |
ジェイコブス晶選手のプロフィール
日本生まれ、アメリカ育ち、コロナで帰国
ジェイコブス晶選手の父親はアメリカ人、母親は日本人で、国籍は日本です。
出生は神奈川県横須賀市ですが、幼少期から高校まではアメリカで過ごしました。
バスケ好きのお母様の影響で、4歳からバスケを始めています。
体格のいいアメリカ人のバスケ選手の中では、特別な長身でもなく、周囲から注目を浴びることはありませんでした。
そんなジェイコブス選手が日本へ帰国したのは、コロナ禍の2020年12月です。
帰国理由は、大好きなバスケのプレイをしたかったからです。

アメリカ国内のコロナ対策は過激で、期間中、通学していた高校はロックアウトされ、バスケの練習はもちろん、通学さえできませんでした。
そうした中、母親の勧めで、コロナ禍でも日本はバスケが出来ると知って、バスケをするために帰国されました。本当にバスケが好きなのですね。
高校生でプロ・トップチームに入団
アメリカでは、その他大勢の選手の一人のジェイコブス選手でしたが、彼の2m6cmの身長は、日本のバスケ界では有力な武器となりました。
また、バスケの本場アメリカで鍛えたバスケの技術の高さも加わり、帰国翌月の2021年1月には、横浜ピー・コルセアーズのU18ユースチームにトライアルを経て入団することが出来ました。
更にその8か月後には、横浜ピー・コルセアーズのトップチームに入り、B1リーグに17歳5か月11日で入団し、同リーグの史上最年少でのトップチーム入りの記録を更新しました。
最年少のパリ五輪日本代表へ

その後もジェイコブス選手は、トップチームと兼務して出場しているU18チームの大会でも、MIPに選出されるなど、圧倒的な力の差をみせつけました。
高校卒業後は、ハワイにあるハワイ大学へ進学し、現在はニューヨークにあるフォーダム大学に転向してバスケットを続けています。
また、ハワイ大学時代の2024年のパリ五輪では、メンバーの中で最年少の20歳3カ月で日本代表に選出され、オリンピックに出場されています。

パリ五輪では、バスケの本場アメリカが金メダルを獲得しています。
日本の成績は一次リーグB組で0勝3敗の成績で、最終順位は12チーム中の11位でした。アメリカと日本の実力差は、早々に大きいようですね。
ジェイコブス選手の魅力
晶選手の特徴は、体の大きさを備えつつも、器用にボールハンドリングを行う技術も兼ね備えていて、特に現在主流となっているアウトサイドシュートを得意とした、日本人としてはまれな選手と評されています。
今日行われた日本生命カップ2025 (東京大会) は、残念ながら格下のオランダチームに70対78で負けてしまいましたが、その中もジェイコブス選手の活躍は光っていました。
ジェイコブス選手は、同じくパリ五輪代表のテーブス海選手、ジョシュ・ホーキンソン選手、吉井裕鷹選手らとともにスターターを務めました。
そして、ジェイコブス選手のペイントアタックから得点をスタートさせ、メンバー中最高得点となる15得点をマークしています。
アジアカップ代表候補18人を招集した第一次強化合宿中のインタビューに応えるジェイコブス選手の勇姿をご覧ください。3分弱の動画ですが、ジェイコブス選手は、1分10秒から1分38秒までの間に登場されます。

ジェイコブス選手は、現在アメリカの大学に在籍していて、英語での生活に慣れているためか、ほんの少しだけ日本語が話しずらそうですが、それでも流暢な日本語で、全く言葉には不自由をしていないようですね。
おそらく、ご家庭ではお母様と日本語で生活していたのでしょう。
まとめ
今日のオランダとのテストマッチは、残念ながら日本が負けてしまいましたが、私が個人的に期待しているジェイコブス選手は、スターターとして、持ち味のシュート力を発揮して、日本の最初の得点をポイントし、最終的にチーム最高の15得点を上げる活躍を見せて楽しませてくれました。
強化合宿前のインタビューでも、パリ五輪代表の事実に慢心することなく、更に成長している実感を語るなど、謙虚さも兼ね備えていて、今後の成長と活躍が大いに期待される選手と分かりました。
今年8月にサウジアラビアで行われるアジアカップに向けて、トム・ホーバスヘッドコーチ率いるバスケットボール日本代表チームの要の一人となることは、今回のスタータとしての起用事実と、過去の実績から確実だと思われます。
怪我なく代表候補のサバイバルマッチを過ごして、アジアカップ代表になることを信じています。
また、そんなジェイコブス選手には、将来の日本代表チームのエースとして、さらに大きく成長していただきたく、皆さんと共に応援していきたいと思います。
八村塁・渡邉雄太選手のいた史上最強の日本男子バスケ代表チームを超えるチームを、是非とも作り上げていただき、いつの日か、野球だけでなく、バスケットでもアメリカを破って世界一となれるようおおいに期待させていただきます。
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