こんにちは、ビタミンです。
今回、ポツンと一軒家で紹介されたのは、岐阜県の一軒家です。
いつものように、山中の道を進むと、110頭ほど飛騨牛を飼っているご家族の登場です。
番組で、見事に差しが入った最高級のA5黒毛和牛の焼肉を食べるのを見てしまうと、思わず「お取り寄せして食べてみたい…」と思ってしまいますよね。
今回は、最高級の黒毛和牛とされる飛騨牛の中でも、さらにその上を行く超最高級の「最とび」牛があることを知り、自分のためには買えないけれど、そうだ!父の日のプレゼントに最適と思い立ち、
について調べてみました。
普段は、高級過ぎて手が届かないブランド牛ですが、父の日のプレゼントに、ご一緒にいただくもよし、お取り寄せで送るのもよし、番組に登場された飛騨牛を飼育されるご一家の感想と合わせていただけば、特別なお肉が、更に特別になることに間違いないですね。
母の日ほどメジャーでいない父の日、たまには、父の日を口実に、美味しい飛騨牛を頂きましょう。
親孝行を口実に、美味しい飛騨牛を頂いてみたい方は、最後まで、ご覧ください。
番組紹介
50年間、奥様と畜産業に励まれ、今は息子さん夫婦が後をついてくれている幸せなご一家が登場しました。
50年以上の結婚生活を「藁を運ぶのも、牛たちを育てるのも、全部2人でやってきました」とにこやかに振り返るのは奥さま、代替わりを終えた息子夫妻の働きぶりに目を細めながら、感謝の言葉を交わし合うご主人と奥さまの姿に、スタジオは温かな感動に包まれした。
やはり、牛にも、ご家族にも愛情深く接することが、美味しいお肉や、良い後継者を育てるポイントなのでしょうね。
黒毛和牛のうんちく
和牛とは
美味しい肉といえば、和牛、仲でも、黒毛和牛と聞けば、ちょっと美味しい和牛ってイメージがありますね。
和牛は、文字通り日本に元々いた在来種のことですね。
在来種は、黒毛和種と褐毛和種と、日本短角種と無角和種の4品種を言います。
この4品種や、掛け合わせた交雑種のすべてを和牛と呼びます。
確かに、体毛の色の違いはよく分かりますね。ただ、角の長さについては、以下の写真ではあまりはっきり分かりませんでしたが、角が短いのと無いのと、あるのですね。




黒毛和牛とは
黒毛和牛とは 在来種の黒毛和種の血統を受け継ぐ種牛から生まれた牛のことです。
純粋な黒毛和種の牛を本家とするならば、その分家や親戚の牛といったイメージですね。
日本5大銘柄牛
日本和牛は、いずれも黒毛和牛で、順番に
1.神戸牛(兵庫県)
2.松阪牛(三重県)
3.近江牛(滋賀県)
⒋ 米沢牛(山形県)
⒌飛騨牛(岐阜県)
となります。場合によっては、神戸牛と松坂牛の順番が、また、近江牛と米沢牛の順番が異なる場合もあるようですが、飛騨牛は、不動の5番を死守しているようですね。

神戸市はおしゃれな港町のイメージがあるのですが、どこで神戸牛を飼育しているのか気になって調べると、兵庫県内で飼育された但馬牛のうち、一定の基準を満たしたものを指します。ならば、但馬牛(兵庫県)でいいような気もしますね。不思議です。
飛騨牛のうんちく
飛騨牛は、飛騨高山の飛騨牛でしょ!とピンときますが、では質問です。
飛騨高山とはどこにあるでしょうか?
正解は、岐阜県高山市にある飛騨地方を指します。昔は、飛騨の国があり、現在の高山市はその飛騨地方の中心にあるので、飛騨高山と呼ばれています。
でも、岐阜県の県北にある飛騨市のことではないようです。正直、よく分かりませんが、要するに、飛騨高山は、高山市の中にあり、飛騨市ではないという事のようです。地図は、飛騨高山まちの博物館というのがありましたので、おそらくこのあたり一帯が、飛騨高山だと思われます。
いきなり、脱線しましたが、高山のグルメの代表が飛騨牛となります。
特徴

飛騨牛の特徴は、肉質がきめ細かく、柔らかな霜降りが特徴で、口の中に入れると、脂の旨みがじわーっと広がり、とろけるように消えて行きます。
全国的にも人気があり、特に高級食材として贈答品や特別な日に食べる贅沢な肉として、多くの人に重宝され、愛されています。
確かに、霜降りの脂肪が網目状に入り、肉の色が鮮やかで、見た目にもとても美しいお肉で、高級品の貫禄十分ですね。
品質・基準
飛騨牛(ひだぎゅう)は、肉に加工される前は、飛騨牛(ひだうし)と呼ばれます。
加工されて「うし」が「ぎゅう」に変わります。
ただし、全ての「飛騨うし」が「飛騨ぎゅう」になるわけでなく、厳しい基準をクリアした肉だけが「飛騨ぎゅう」としての品質を認められます。
14ヶ月以上飼育された「飛騨うし」で、肉質等級5等級・4等級・3等級と格付けされ、歩留等級AまたはBと認められたお肉だけが「飛騨ぎゅう」と呼ばれます。
いわば、「飛騨うし」のエリートしか、「飛騨ぎゅう」を名乗れない厳しい世界です。
「但馬牛」のエリートしか、「神戸牛」を名乗れないのと全く同じですね。
最とび牛


厳しい品質基準があり、高級品として重宝される飛騨牛ですが、さらに厳しい基準をこえると、「最とび」牛という、飛騨牛の中の高級ランクがあります。
正式な格付けではありませんが、「最高格付けを飛び越えた品質」という意味で、「最高を飛び越え」→「最高飛び越え」→「最飛び」と呼ばれています。
最高のA5ランクを超えた、超最高級の牛肉は、市場に週に一頭出るか出ないか、または100頭に1頭の割合といわれていて、幻の飛騨牛となっています。
まとめ
普段から、美味しいお肉があることは知っていますが、なかなか庶民の口に入ることのないブランド牛。
今回のポツンと一軒家では、飛騨牛(うし)を ご家族二世帯で110頭ほど繁殖から飼育まで一貫して生産しているご一家が紹介されました。
飛騨牛は、肉質がきめ細かく、柔らかな霜降りが特徴で、口の中に入れると、脂の旨みがじわーっと広がり、とろけるように消えて行き、高級食材として贈答品や特別な日に食べる贅沢な肉として、多くの人に重宝され、愛されています。
もうすぐ、父の日、何をしようか迷うならば、父の日を口実に、飛騨牛をお取り寄せして、一緒にお食事をするか、飛騨牛を取り扱うお店で外食をしても良いですね。
もしも、特別な父の日にしたいときは、飛騨牛の中でも、最高級のA5を超える品質の「最飛び」牛を狙えば、きっとその思いでは、肉の味と、番組情報と、お肉を贈ったあなたの愛情があいまって、最高の思い出になるでしょうね。
普段がら美味しいものを食べている富裕層の方には、ちょっとピンと来ない話しかもしれませんが、めったにブランド牛を食べられない庶民の、良き思い出となるように、父の日に、飛騨牛はいかがですか?
私も、父と義父が虹の橋を渡る以前は、年に一度、地元のブランド牛をデパートで買って持参していました。
お金を持っていても、質素な生活をしていた昔気質の両親・義両親達は、一年に一度いただける、超高級な柔らかく、美味しいブランド肉は、歯の弱った高齢者に最適と、例年大好評で、楽しみに待っていてくれていたようです。
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