羊山公園芝桜まつりで爆売の今井屋ヤス子さんのみそポテト【オモウマい店】

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 秩父のシンボルの武甲山の麓にある羊山(ひつじやま)公園に、秩父の春の名所「芝桜の丘」があります。

 今年も芝桜まつりが開催され、多くの観光客が押し寄せる目的は、咲き誇る芝桜ですが、もう一つ気になるのは、40年以上この時期みそポテトの露店を出してきた露天商「今井屋」の存在です。

 45歳の頃から自宅店舗と露店で今井屋を切り盛りしてきた、現在94歳の今井ヤス子さんが、4月29日の「オモウマい店」で紹介されましたので、この記事では、

  • 2025年 芝桜まつり(羊山公園 芝桜の丘)
  • オモウマい店の「今井屋」

について調べてみました。

 それでは、早速見ていきましょう。

引用:秩父観光なび

羊山公園 基本情報

 羊山公園は、秩父市の東側に位置する、県立武甲自然公園の西北部に含まれていて、市街地を一望できる高台にあります。

 それでは、地図で場所のイメージを膨らませてください。

 緑豊かな自然に囲まれたこの羊山公園は、この羊山公園は、長年市民のいこいの場として親しまれてきたほかにも、

  • 桜の名所でもあり、春にはソメイヨシノをはじめ、しだれ桜、八重桜、あわせて約1000本が咲き誇ることが有名

となっており、観光バスに乗って近隣の県の方も多く訪れてくる観光スポットとなっています。

 そのほか、羊山公園内には、

  • 武甲山資料館
  • やまとーあーとみゅーじあむ(棟方志功の作品を展示)

などの施設もあり、自然散策+アルファーの観光ができるように工夫された公園です。

 また、羊山公園周辺には、

  • 若山牧水の歌碑を設置した「牧水の滝」
  • 「ちちぶ銘仙館」(秩父銘仙に関する資料の展示や染め・織り体験、織物製品の展示販売)

もあり、秩父観光の拠点の一つとなっています。

芝桜の丘「2025年 芝桜まつり」

2025年芝桜まつり 開催期間

 羊山公園の芝桜の丘で行われている芝桜まつりの開催期間は、

  • 2025年4月4日(金)~5月6日(火・振休)

です。今年の芝桜の開花状況については、

  • 4月中であれば、きれいな状態の芝桜を楽しめる

そうなので、連休中はや目の前半でお出かけするのがいいでしょう。

公園の芝桜の咲いている状況は、こちらの「2025年芝桜開花便り」で毎日状況が確認できますよ。

 2025年芝桜まつり 開催場所

 先ほどご紹介した羊山公園内ですが、公園内の南側に「芝桜の丘」が位置します。

 また芝桜の丘の園内は、北西斜面エリア・南西側斜面エリア・東側斜面エリアの3エリアに分かれていて、4月26日現在は、全てのエリアで見ごろのようです。

芝桜開花の期間中は、ライブカメラの画像が6時~17時の間10分毎に表示されています。

芝桜の丘入園料

入園料300円(一般)、250円(20名以上の団体) ※中学生以下無料
期間4月16日(水)~5月6日(火)8:00~17:00
その他・75歳以上の秩父市民は無料
・各種障がい者手帳等を提示された方と、その介護者(1名まで)無料
・「ちちぶマルシェ(秩父路の特産市)」は有料エリア内に含まれる。

駐車場について

 駐車場も、

  • 2025年4月11日(金)~5月6日(火・振休) 8:00~17:00

の間は、有料となります。

 また、バスでの駐車は事前に予約が必要となります。芝桜まつりの期間中は、公共交通機関でお出かけの方が便利かもしれませんね。

普通車(含む軽四) 500円
バイク 200円
大型バス3,000円
マイクロバス(中型、小型)2,000円

今井屋の基本情報

 今回、オモウマい店に登場した、埼玉県秩父市の「今井屋」さんの基本情報です。

屋号今井屋(いまいや)
住所埼玉県秩父市下影森173
代表者今井ヤイ子(94歳)
電話0494-24-3273
営業時間概ね7時から18時
定休日不詳
その他店主不在時は、セルフで支払い(現金のみ)

今井屋への行き方

 秩父鉄道影森駅を降りて旧道を三峰方向にしばらく徒歩で進むと、賑やかな看板が見えてきます。

 お店を見ると、一瞬入店するのを躊躇してしまいそうな佇まいの今井屋への行き方をご紹介します。

引用:食べログ
引用:食べログ

 まずは、地図をご覧ください。

 はい、最初のお知らせした通り、秩父鉄道の「影森駅」から、徒歩で3分で到着です。

 羊山公園の近くの「御花畑駅」と「影森駅」は一駅隣で、電車で3分の距離です。

 当然、駐車場などありませんから、是非、公共交通機関でお出かけください。

今井屋の歴史

引用:食べログ

 店主の今井ヤス子さんは、現在94歳です。

 ヤス子さんは、現在お住まいの店舗兼住宅で、ご主人やその家族と八百屋を営んでいました。

 ヤス子さんが45歳の時、ご主人と死別したことを切っ掛けに、八百屋を廃業して、

  • 露天商 影森 今井屋

を始められました。

 露天商で主に販売していたのが、

  • みそポテト

で、先ほど紹介した羊山公園の芝桜まつりの時には、毎日、40キロのみそポテトが飛ぶように売れて完売していたそうです。

  現在でも、露天商として出店する際は、この写真の看板を掲げると、この「やい子ばあちゃん」の看板に誘われて、長年の多くの「ヤイ子お婆ちゃんファン」が集まってきてくれる地元で大人気のお婆ちゃんになっています。

今井屋のこだわり

  若くしてご主人と死別されたヤイ子さんですが、その後50年ご主人と過ごされたこの場所を拠点に、露天商とお店での営業とを続けてこられました。

 今井屋のこだわりといえば、「商品のお値段」ですね。

 メニューを拝見すると、

  • やきそば  300円
  • みそポテト 300円

と、ほぼ投げ売り状態ですね。

 現在は、お子様も独立し、お孫さんにも恵まれていることから、

  • おいしいものを皆さんに安く振舞うこと

が、ヤス子さんの生き甲斐になり、今井屋のこだわりになっています。

 その他、このお店のこだわりは、「一部無人販売スタイル」を採用しており、ヤス子さん不在時には、お客さんが勝手にお金を置いて帰ります。(笑)

 でも、接客がおろそかではなくて、ヤイ子さんはお客さんとの会話を楽しみにしてくれて、おまけもしてくれるようですよ。

 もはや、商売の域を超えた社会貢献活動のようなこだわりのお店ですね。(笑)

大人気の「みそポテト」と、キャベツたっぷり「焼きそば」

引用:食べログ
引用:食べログ

 お店の人気商品は、みそポテト(写真左)です。

 みそポテトの作り方は、ジャガイモに薄い衣を付けて揚げ、甘い味噌で和えただけのシンプルなものですが、その素朴な甘さが人気の秘密となっています。

 もう一つ、このお店のこ主力商品は、焼きそば(写真右)です。

 ただ、以前の他局の作成したVTRで焼きそばの作り方を拝見したところ、この焼きそばにもヤス子さんのこだわりが垣間見られました。

 まずは、具材となるキャベツを大きな鉄板一面に敷き詰めます。

 次に市販の焼きそば用の蒸し麺を、水でほぐすことなく、少し固まったままの状態を、袋から出して、若干引きちぎる風な感じでほぐして鉄板の上の具材のキャベツの上に被せていきます。

 その作業が終わると、次に、具と麺が載った大きな鉄板の上に、ウスターソースを大量に降り注ぎ掛けていきます。

 そして、ここまでの行程が終わると、ヤス子さんは、おもむろに鉄板に火を入れて、焼きそばを焼き始めました。

 焼きあがった焼きそばの上には、紅ショウガと青のりが添えられます。

 具はキャベツのみの焼きそば。作り方も独特ですが、口コミでは、専らみそポテトの感想ばかりで、焼きそばについては、お値段がリーズナブル以外に、特に可もなく不可もなく…、といった評価が多いようでした。

 ただ、素朴なお味のみそポテトと、シンプルな焼きそばの相性は良いとの口コミも見られました。

 今回は、現在開催中の2005年、羊山公園芝桜の丘の「芝桜まつり」と、この祭に合わせて、40年以上この時期みそポテトのお店を出してきた露天商「今井屋」さんについて調べてみました。

 今年の芝桜まつりは、今見ごろで、5月6日火曜日まで開催しています。

 開花の様子は、毎日ライブで配信されていますが、4月中が見ごろのようなのでお早めにお出かけください。

 また、若くしてご主人と死別され、以来露天商でお子さんを育て上げた今井ヤス子さんのお店「今井屋」は、地元の大人気名物店として、地元を始め、全国のマスコミでもこれまで度々取り上げらえてきたお店です。

 名物の「みそポテト」は、素朴な甘さが特徴で、多くの方から好評を得ています。

 また、もう一つの看板商品の「焼きそば」は、ヤス子さん独特の作り方で、具材はキャベツのみと、少し個性的ですが、お味に関する口コミは少ないようですが、素朴なお味の「みそポテト」との相性が良いとの口コミが見られました。

 とはいえ、看板商品を二つとも買っても、お値段が600円とは、信じられませんね。

 現在も、ヤス子さんが、芝桜まつりに合わせて、露店を出しているかどうかは分かりませんでしたが、また情報が入り次第、お知らせしたいと思います。

 今年のゴールデンウイークの前半戦は、埼玉県秩父市の芝桜まつりへお出かけするのにベストシーズンのようですね。

 そしてヤス子お婆ちゃんの美味しい「みそポテト」をお楽しみください。

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