こんにちは、ビタミンです。
岐阜県高山市で行われる春の高山祭「山王祭」が、今年も開催されます。
400年以上の歴史があるこのまつりは、日本三大美祭の一つで祭屋台のからくりが見られることで人気が高いお祭りです。
今回は、2025年の春の高山祭「山王祭」の開催日、行き方、からくりが見られる祭屋台など、祭のみどころについて紹介いたします。
今年は、YOUは何しに日本へに取り上げられるかもしれませんね。
それでは、早速見ていきましょう。
春の高山祭「山王祭」の開催日
春の高山祭「山王祭」の開催日
今年の春の高山祭「山王祭」は、
- 4月14日月曜日と、4月15日火曜日
の二日間で開催されます。
この祭りは、「高山祭の屋台行事」としてユネスコの無形文化遺産にも登録されています。
開催まで、一カ月を切りましたので、宿泊など、早目の手配をした方がいいですね。
屋台曳揃え(ひきそろえ)の時間

祭屋台が曳揃えられる時間帯は、14日・15日ともに、
- 午前9時30分から午後4時までの間
となっています。
からくり奉納の時間

からくりがある3台の祭屋台を並べて奉納(披露)するのは、14日、15日ともに
- 午前10時から(約50分間)
- 午後2時から(約50分間)
となります。
なお、会場は立見席です。
御巡幸の時間

12台の屋台が巡行する御巡幸は、
- 14日月曜日は、午後1時から4時までの間
- 15日火曜日は、午後0時半から午後4時までの間
に行われます。
夜祭の時間

夜祭は、
- 14日の午後6時から午後9時までの間
に行われます。
「山王祭」の行き方
高山祭は、春の「山王祭」と秋の「八幡祭」で、お披露目される屋台や、開催場所も異なるのが特徴です。
開催場所
今回の春のお祭りが開催されるのは、
- 日枝神社周辺
になります。
日枝神社の所在地は、
- 岐阜県高山市城山156番地
で、JR高山駅から、車で7分、徒歩で26分のところにあります。
とても有名なお祭りなので、お出かけの際は、JRでお出かけになって、のんびりと日枝神社周辺まで、徒歩でお祭りの雰囲気を満喫するのが正解かもしれませんね。
車で行く場合
車で行く際の駐車場は、規制区域外の常設駐車場や臨時駐車場(匠ヶ丘)を利用することが出来ます。
また、匠ヶ丘の臨時駐車場から高山市民文化会館の間は、20分から30分間隔で無料のシャトルバスが出るので、交通渋滞の有無は別として、一応、車の受け入れ態勢も整えられているので、安心ですね。
春の高山祭のみどころ
春の高山祭に登場するのは、12台の屋台です。(以下12台の屋台の写真は、高山屋台保存会のホームページから引用させていただきました。)

龍神台

石橋台

三番叟
写真で紹介した3台は、からくりの装置を備えている人気の祭屋台で、一番のみどころです。
龍神台
龍神台は、「りゅうじんたい」と読みます。
唐子と龍神のからくり人形が出てくることで有名な屋台です。
このからくりは、35本の綱で操作されています。
この祭屋台のみどころは、クライマックスの龍神が登場する際には、紙吹雪の中登場する龍神の場面が大いに盛り上がるので、必見の祭屋台です。
石橋台
石橋台は、「しゃきょうたい」と読みます。
この祭屋台のみどころは、女性の人形が石橋の上で舞い踊り、最後に獅子舞へと変身して、また元に戻るからくりが見事なところです。
ただ、このからくり人形は、風紀を乱すものとして明治時代にからくりの披露を中止されていましたが、現在では復活して観客の目を楽しませています。
風紀を乱すとして中止していたと聞けば、かえって見たくなるというのが人情というものですね。(笑)
三番叟
三番叟は、「さんばそ」と読みます。
この祭屋台のみどころは、童子のからくり人形が、「三番叟」という曲に合わせて、扇と鈴を持って踊り、舞台の先端で顔を伏せて、翁の面を被って童子から翁に変身するところです。
この演目は、一番最初に行われることから、祭屋台を曳く際には、必ず先頭の神楽台の次に位置する祭屋台です。
最後に、3台の祭台のからくりが奉納される動画がありましたのでご覧ください。
最後の30秒のみを再生しますが、たっぷりとからくりの様子を見たい方は、動画の最初からご覧ください。
その他の祭屋台
その他、140年ぶりに改装された姿を今回お披露目する「恵比須台」他8台が巡行に加わります。
巡行の先頭を行くのは、神楽台で、神様や屋台が巡行する際の道払いをする役割です。
いずれの祭屋台も立派なもので、江戸時代の高山地方の繁栄ぶりが偲ばれます。

神楽台

麒麟台

五台山

鳳凰台

恵比須台

崑崗台

琴高台

大国台

青龍台
この12台の祭屋台が巡行する姿は壮観ですね。
また、最初に紹介したからくりがある3台は、最初にお知らせした時間に3台揃ってからくりを奉納するので、それが一番のみどころになります。
また、初日の14日の夜だけにある夜祭も、12台の全ての屋台に、それぞれ100個位の提灯を灯して巡行します。
特に、巡行する振動でゆらめく祭屋台の提灯のあかりと、漆黒の街並みのコントラストが見事過ぎて、感動の世界が観客の心に広がります。
各屋台は、ゆっくりと長い列になって巡行するので、人混みを気にすることなく、ゆったりと巡行を楽しむことが出来ます。
まとめ
今回は、滋賀県高山市で行われる春の高山祭「山王祭」について調べて、
- 2025年の開催は、4月14日月曜日と、4月15日火曜日の二日間
- 岐阜県高山市城山156番地所在の日枝神社周辺で行われる
- 祭への行き方は、JR高山駅から、徒歩で26分のところなので分かりやすいので、公共交通機関の利用がおすすめ
- 車用に、臨時駐車場や、駐車場からの無料シャトルバスなどの準備も整っている
- 14日の御巡幸(巡行)は、午後1時から4時までの間、15日の御巡幸(巡行)は午後0時半から午後4位までの間
- からくりが奉納されるのは、14日・15日の両日とも午前10時から(約50分間)、午後2時から(約50分間)の一日2回、合計4回
- 14日の午後6時から9時までの間は、夜祭があり、約100個の提灯の灯がゆらめく祭屋台の巡行を見ることが出来る。
ことが分かりました。
できれば、一泊二日の日程で、夜祭を含めてゆったりと古き日本の伝統と風情を味わいたいのもです。
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