こんばんは、ビタミンです。
先ほど、YOUは何しに日本へを見ていると、ブラジルとアメリカから来日した、ハイラインの聖地岡山を目指すYOUが登場していました。
ハイラインって何か興味があったので、早速調べてみました。
それでは、早速見ていきましょう。
ハイラインとは…
ハイラインは、スリックラインの一種
早速、Wikipediaを調べると、
ハイラインは、全長2.3kmのニューヨーク市にある線形公園である。マンハッタンに所在した、廃止されたウエストサイド線と呼ばれるニューヨーク・セントラル鉄道の支線の高架部分に建設された。
と出ましたが、これは違いますね。
今回調べているハイラインとは、
- スリックラインの一種
です。
英語でslackは「ゆるみ・たるんだ・いいかげん」の意味です。
スラックライン(Slackline)を直訳すれば「たるんだ線」で、たるんだ線で綱渡りをするスポーツがスラックラインです。
スラックライン(Slackline) とは二点間に張り渡した専用ラインの上で楽しむスポーツの名称、もしくはその器具のことです。
わかりやすく言えば、綱渡りを低く短くして、誰でも楽しめるように進化させたスポーツ。
子供から大人まで一緒に最高の時間が過ごせます。
スラックラインの種類
スリックラインでは、ラインを貼る場所・張り具合・長さなどによって、その競技名が7種類に分類されます。
それぞれ、説明すると、
- トリックライン : ラインをピンと張ってアクロバットな技をする競技
- ロングライン : 緩く張ったラインの上をのんびり歩くことを楽しむスタイル
- ウォーターーライン : 水面の上にラインを張ったスタイル
- ロデオライン : 緩く張ったラインの上を、ビョンビョンに跳ね回ってを楽しむスタイル
- スラックラインフィットネス : ラインの上でエクササイズを楽しむスタイル
- スラックラインヨガ : ラインの上でヨガを楽しむスタイル
と、今回気になった
- ハイライン
があります。
ハイラインとは、その名前の通りラインを高いところに張って歩くスタイルのスリックラインで、ラインを歩く人には、恐怖心と闘うためのとても高い精神的なコントロールが必要となります。
ハイラインの特徴
ハイラインは、
- 最低でも50メートル以上の場所にラインを張っておこなう
ので、危険なスポーツです。
当然、ビギナーはもっと低い場所でメンタルとテクニックを鍛えるトレーニングを積んでから、初めての競技に参加することになりますので、いきなりの挑戦は許されません。
当然、安全面の対策では、命綱以外にも、メインのラインの他にも予備のラインを張るなどの、きめ細かい安全への配慮が必要となります。
サーカスの綱渡りのイメージで、命綱なしで一本だけ張ったラインを渡るという競技ではなく、最大限安全への配慮が求められる競技です。
説明はここまでで、とりあえず。実際にハイラインをしている2分間の動画をご覧ください。
その魅力に取りつかれてしまうか、一度に恐怖心が湧くか、そのどちらかだと思いますよ。それでは、ご覧ください。
優雅な音楽が流れる緊張感のある動画ですよ。
ハイラインの聖地「岡山」
ハイラインの聖地は
先ほどの動画で、ハイラインのスタイルを十分理解いただけたと思います。
この動画が撮影されたのは、瀬戸内海に面した中国地方の景勝地、岡山県玉野市の王子ヶ岳(オオジガダケ)です。
このエリアは瀬戸内海国立公園に指定されている風光明媚なエリアです。
画像を見ると、ラインを張っている奥に見える建物が、王子が岳パークセンターです。
という事は、番組に登場したYOUが目指していた「ハイラインの聖地」といわれている場所は、
- パークセンタ右側の岩から、右斜め下のクジラ岩かひよこ岩にラインを張って撮影された場所
と分かりました。
場所の詳細については、下の地図でご確認ください。
余談ですが、この「王子が岳」と呼ばれるエリアは、
- 瀬戸内海から吹き上げる上昇気流を利用した絶好のパラグライダーのフライトポイント
でもあり、スカイスポーツも盛んにおこなわれていています。
またこの「王子が岳」は、
- 日本のボルダリングの原点・聖地
としても有名で、ボルダリングのシーズンには多くクライマーが訪れています。
ですから、ここ王子が岳は、ハイラインの他、ボルダリングの聖地でもあるのですね。
王子が岳への行き方
王子が岳の聖地には、公共交通機関の便が悪いために、車でお越しになることをお勧めします。
先ほど紹介した王子が岳パークセンターの横には、計188台駐車可能な無料駐車場がありますのでご利用ください。
まとめ
今回のYOUは何しに日本へに登場した外国人カップルが目指す、ハイラインの聖地岡山について調べた結果、
- ハイラインは、スラックラインの一種で、50メートル以上の高さに張ったラインの上を歩いて渡る綱渡り
- ハイラインの聖地は、瀬戸内海国立公園内にある風光明媚なスポットの「王子が岳」
- 王子が岳は、パラグライダーのメッカで、ボルダリングの聖地でもある
ことが分かりました。
私たちは、ハイラインに挑戦することはまずないでしょうが、みなさん、風光明媚な瀬戸内海国立公園にお出かけしてみたらいかがですか。ハイラインをしなくても、素晴らしい景色は堪能できますよ。
最後に、王子が岳からの景色を楽しんだ後は、日程に余裕があれば、一路西に進路を取って、瀬戸大橋渡って四国へ、そして、四国からしまなみ海道をとおって風光明媚な大三島にある人気の本格フレンチレストラン「フィレール(Filer)」へ赴く、瀬戸内ゴールデンコースにもお出かけしてみてはいかがでしょうか。瀬戸内海の魅力を堪能できること間違いなしですね。

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