琴奨菊の相撲部屋(秀ノ山部屋)への行き方と後援会【アスリートDays】

スポーツ

 2月20日木曜日午後11時からBS-TBSで「アスリートDays」で、最も新しい相撲部屋秀ノ山部屋が登場します。

 相撲部屋と言えば、朝稽古の見学ができるはず…、ですよね。

 考えてみれば、順風満帆の伝統ある相撲部屋よりも、出来立てホヤホヤの相撲部屋の方が見学に行っても、後援会に入っても大事にしてもらえるような気がしませんか?

 今回は、昨年11月に新築したばかりの秀ノ山部屋への行き方後援会のシステム等について調べてみました。

・ 元大関 琴奨菊のプロフィール

・ 秀ノ山部屋への行き方

・ 秀ノ山部屋後援会システム

 それでは、早速みていきましょう。

元大関 琴奨菊のプロフィール

 元大関の琴奨菊さんのプロフィールです。

しこ名  : 琴奨菊 和弘(ことしょうぎく かずひろ)

年寄り名 : 秀ノ山

本名   : 菊次 一弘

生年月日 : 1984年1月30日 (年齢 41歳)

出身   : 福岡県柳川市出身

元所属部屋: 佐渡ヶ嶽部屋

身長   : 180センチ

体重   : 177キロ(現役時)

血液型  : O型

最高位  : 大関 (2011年 – 2017年)

引退   : 2020年11月場所

です。

 秀ノ山親方は、小学2年で柔道を始めましたが、女子相手に全力を出せない性格で、相手が男だけで手加減なしに取り組める相撲へ小学3年生で転向しました。(気が優しいのですね。)

 中学時代は、高知県で有名な明徳義塾中学校に相撲留学し、朝昼晩の先輩への給仕や洗濯などの世話をする寮生活の厳しさを初めて経験しました。

その経験が、今の弟子たちの気持ちをよく理解できる親方にしたのですね。

 中学3年生となった1998年には、全国中学校相撲選手権大会で見事に中学横綱となり、その後、明徳義塾高校に進学しました。(栴檀は双葉より芳しですね。)

 高校2年になると、教員の合議で決まる生徒会長に推され生徒会長もつとめ、高校卒業後に、佐渡ヶ嶽部屋へ入門しました。(立候補ではなく、教員からん推薦とは、素晴らしいですね。)

 アマチュア時代は四つ相撲を得意としていましたが、入門後は、師匠の教えに従って突き押しのスタイルに転向し、ひたすら押しを徹底する稽古で、がぶり寄りの技術を習得しました。(元々は、四つ相撲だったのですね。知りませんでした。)

 2004年7月場所に新十両へ昇進する際、師匠の佐渡ヶ嶽親方が「人から尊敬される力士になれ」と願いを込めて送られた「琴奨菊」の四股名に変えました。(それまでの四股名は、琴菊次(こときくつぎ)でした。)

 2005年1月場所に新入幕を果たしました。初優勝は、2016年1月場所で、同じ月の1月末の誕生日には結婚式も挙げて幸せいっぱいの時期でした。

  • 初土俵から84場所での初優勝は、1909年5月場所に優勝制度が制定されて以降、隆の里に次いで6番目となるスロー記録になりました。
  • 新入幕から通算66場所での初優勝は、1909年5月場所以降、旭天鵬に続く2番目のスロー記録でした。
  • 大関になって26場所目に初優勝した記録は、昭和以降に大関になった中で、21場所の千代大海を上回る史上最スロー記録でした。

 琴奨菊の引退は、2020年11月場所でした。場所の7日目に現役を引退して年寄「秀ノ山」襲名することを公表しました。そして、両国国技館で断髪式を行ったのはその2年後の2022年10月1日でした。 

秀ノ山部屋への行き方

 現役を引退した琴奨菊は、年寄り秀ノ山を襲名したあと、2023年2月にはそれまで所属していた佐渡ヶ嶽部屋から独立して秀ノ山部屋を再興することを明言しました。

 そして2024年9月26日に、同年10月19日付での秀ノ山部屋新設が承認されたことから、45番目の相撲部屋として秀ノ山部屋が110年ぶりに再興されたました。

 秀ノ山部屋は、墨田区東向島4丁目に新築されました。

 秀ノ山部屋への行き方は、八重洲口から常磐線の上野東京ライン各停土浦行きで三河島駅まで行き下車し、三河島駅前のバス乗り場から亀戸駅行きのバスに乗り換えて白鬚橋東バス停で降車し、バス停から徒歩2分の所にあります。

 秀ノ山部屋の稽古は、伝統的な朝稽古もあるようですが、二部制をとっているそうで、稽古の見学をご希望の方は、秀ノ山部屋公式ホームページで、事前に稽古見学の申し込みを行って、見学時間等を確認してお出かけいただくのがいいですね。

 新築ピカピカの秀ノ山部屋では、昨年末に、ご近所さんへのご挨拶もかねて、餅つき大会をおこなっています。

 部屋を起こして日が浅い、初々しい雰囲気が伝わってくる動画がありましたので、気になる方は、秀ノ山部屋のホームページからご覧ください。(13分51秒の動画ですが、スクロールバーをポイントしてクリックし、ドラッグすると、その時間帯の目次(タイトル)が表示されますので、お好みのシーンだけをご覧いただけます。) 

秀ノ山部屋後援会システム

 秀ノ山部屋の後援会は、個人用、web用、法人用に分かれています。

 

    引用:秀ノ山部屋HP

 法人会員の魅力は、人気力士の誕生まではお預けかもしれませんが、動画をご覧いただければ、これまで相撲部屋にご縁が無かった方も、個人会員か、web会員で、将来の横綱を目指している若い力士を応援するのもありかもしれませんね。

 部屋が出来たばかりの今が、後援会に入るチャンスかもしれませんね。

まとめ

 今回は、元大関琴奨菊関が年寄り秀ノ山を襲名し、110年ぶりに再興させた、大相撲会で一番新しい45番目の相撲部屋秀ノ山部屋についてしらべてみました。

 今回わかったことは、

・元大関 琴奨菊は、福岡県出身、中学から高知県へ相撲留学のために親元を離れて寮生活を始めた。

・中学3年生で中学横綱となり、高校2年の時は生徒会長を務めた後、佐渡ヶ嶽部屋へ入門した。

・新入幕は2005年1月場所で、2016年1月場所で優勝し、1月末の誕生日に結婚式も挙げた。

・引退は2020年11月場所で表明した。

・墨田区東向島4丁目にある秀ノ山部屋への行き方は、八重洲口から常磐線の上野東京ライン各停土浦行きで三河島駅まで行き下車して、三河島駅前のバス乗り場から亀戸駅行きのバスに乗り換えて白鬚橋東バス停で降車し、バス停から徒歩2分。

・講演会は、個人用、法人用に分かれており、月額2,000円で入れるWEB 会員、年30万円の個人会員の他、法人用に、年会費100万円の大関会員、年会費50万円の関脇会員、年会費30万円の小結会員がある。

・稽古見学も、後援会申し込みも、秀ノ山公式HPで申し込みができる。

 ことがわかりました。

 2020年に現役を引退した元大関の琴奨菊が、年寄り秀ノ山親方となり、角界で一番新しい45番目の相撲部屋として独立し、10代の5人の弟子とともに、相撲の道に打ち込む姿は感動を呼びますね。

 秀ノ山親方は、弟子たちに対して、土俵の上だけではなく、私生活も指導しなければならない。 「自分の子供より気を遣う」と語る親方は、高校時代教員会議の推薦を受けて生徒会長になった経歴を持つことからも、きっと素晴らし力士を育て上げてくれることでしょう。

 最後に、第73代横綱照ノ富士のプロフィールと年収についての記事もありますので、よろしければご覧くださいね。

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