愛知知立市名物あんまきが買える老舗と取寄せ方法【グレーテルのかまど】

テレビ

 こんにちは、ビタミンです。

 今回は、2月17日月曜日にEテレで放送された~グレーテルのかまど:新美南吉のあんまき~で、愛知県の名物菓子のあんまきが登場しました。

 あんまきは、愛知県知立市の名物で特産品で、童話「ごんぎつね」の作者として知られる愛知県半田市生まれの児童作家新美南吉さんの愛した一品です。

 「愛知県半田市に生まれた児童作家新美南吉さんの大好物」と聞けば、ついついお取り寄せしてでも食べてみたいと思うのが人情ですが、ある方法以外は出来ないようです。

 今回は、あんまきお取り寄せについて、wikiで紹介されている愛知名物のあんまきの老舗2店舗の紹介と、あんまきのお取り寄せ方法、そして、あんまきを愛したことで知られる児童作家新美南吉さんのプロフィールについて調べてみました。

・愛知名物のあんまきの老舗(有名店)とお取り寄せ

・新美南吉プロフィール

それでは、早速みていきましょう。

愛知名物のあんまきの老舗(有名店)とお取り寄せ

あんまきとは…

 番組でも紹介されますが、あんまきは、練った小麦粉を薄く焼いた生地であんを巻いた和菓子です。

 百聞は一見に如かずといいますが、とりあえず、1分間の動画をご覧いただいて、その製造方法をご確認ください。前半のが「藤田屋」さんで、後半が「小松屋本家」さんです。どちらも愛知を代表する老舗(有名店)です。

あんまき誕生の由来

 同じ形をしたお菓子は、全国どこにでもあるような気がします。(笑)

 でも、なぜか愛知県知立市の名物で特産品とされている理由は、諸説あるそうです。

 Wikipediaを参照したところ、あんまきの由来については、

 江戸時代に、現在の知立市にあたる当時の池鯉鮒宿付近では麦や小豆が栽培されていて、小麦粉を用いた食事が定着していたところ、江戸時代中期ごろに小麦粉と小倉あんを使ったお菓子が誕生しました。

 このお菓子は、東海道を往来する旅人によって短期間のうちに口コミで広がり、大名へ献上される地元の銘菓へと成長しました。

 その後、この菓子をベースとして、1888年(明治22年)に、元々は知立神社参道に出店していた茶屋の店から後に和菓子屋に変わった、現在もあんまきを作り続けている小松屋本家があんまきの形状を確立させた

という内容の解説が見られました。

 ということで、あんまきは、知立地域の名物となり、1955年頃までは、知立古城の周囲に小松屋本家を含めて4軒のあんまき店があったそうです。

 知立市全体でも2001年時点で5軒から6軒のあんまき店ができる程の賑わいでしたが、時が流れて2014年時点で知立地域で現存するお店は、先ほど動画でご紹介した藤田屋と小松屋本家のみとなりました。

 ただ、愛知県のお隣の岐阜県では、多治見市の「茶屋木曽馬」というお店で、一時は生産を中止していた製造再開して、現在もあんまきを販売しています。

あんまきの老舗(有名店)とお取り寄せの可否

藤田屋 あんまき

Wikipediaで紹介されている老舗「藤田屋」さんへの行き方をまずはご紹介いたします。

 藤田屋本店は、愛知県知立市山町小林24-1にあり、私鉄の名鉄「三河知立駅」から徒歩12分(673m)の所にあり、大型の車もおける駐車場もあるので、アクセスは便利です。

 商品の取り置きや予約は出来るのですが、残念ながら、藤田屋さんのあんまきは、通販には対応していませんが、近鉄百貨店本館内と、近鉄名古屋駅内に支店があるので、どうしても手に入れたい方は、新幹線を途中下車すれば、名古屋駅でゲットできるかもしれませんね。

 藤田屋さんでは、あんまきの美味しさを最大限に楽しめるように、鮮度にこだわり、あんのなめらかな口どけや生地のふんわりとした食感の魅力を損なわないように、当日製造・当日出荷と、提供の際は適度な通気性を持つ「木箱」を使用するなどしていて、賞味期限を24時間としているので、通販は出来ないようです。

 なんでも通販で取り寄せられる時代に、かたくななまでに、味や風味にこだわって、消費期限を延ばすことなく勝負していく老舗のスタイルに感動しますね。

小松屋本家 あんまき

続いてWikipediaで紹介されているお店「小松屋本家」では、

  •  知立名物あんまきは当家の先祖が明治22(1889)年の頃、焼き菓子の「二つ折り」の中にあんを入れてみたところ東海道を往来する人々に大変評判が良かったことから始まった

と言われていて、とても控えめな言い回しですが、

  • 同店があんまきの本家であることをアピール

しているようですね。(笑) 

 そのように言われると、つい「小松屋本家さんのあんまき」を食べてみたくなるのですが…。

 しかし、先ほどの藤田屋さん同様に、通販の商品ラインナップに、「あんまき」はありませんでしたので、いずれにしても、あんまきを食べたければ、名古屋まで買いに行く必要があるようですね。

 ということなので、小松屋本家への行き方をご紹介いたします。

 住所は、〒472-0023 愛知県知立市西町西83で、私鉄の名鉄「三河知立駅」から徒歩9分(473m)の所にあり、藤田屋さんより200メートル駅に近くて便利なのですが、車でお越しの方には、お店に駐車場がないので、近くの駐車場を利用していただく必要があります。

ふるさと納税なら通販可能な情報あり!

 これは、朗報かもしれません。

 ちょっとした疑問もあるのですが、品質を確保するために、通販をしていないはずの「小松屋本家さんのあんまき」が、

  • 楽天市場のサイトで、ふるさと納税の返礼品として出品されている

事実を発見いたしました。つまり、通販で購入可能ということです。

 ただし、ふるさと納税の寄付金のお値段は、

  • あんまき10本で10,000円

です。

 お店で買えば、通常「一本200円」の商品となりますから、ちょっとお取り寄せしてまで購入するかどうかは、悩むところですね。(笑)

 直接お店に行けば、面白いことがあるようです。

 実は、小松屋さんではあんまき1つ1つに焼印を押していますが、「持込みの焼印」があればそれを押して下さるそうです。

 当然、そんな焼印など持っている方はいないと思いますが、興味のある方は

  • 焼印作製を3万円からで相談に応じていただける

ので、会社や、各種団体等の法人の名前のオリジナルのあんまきを購入してみるのも面白そうですね。

知立地域以外で、愛知名物のあんまきが買える店情報

 どうしても、愛知名物のあんまきに拘ってお取り寄せしたい方のためのに、知立地域のお店ではありませんが、同じく愛知県内にある

  • 豊橋市内の株式会社お亀堂

というお店では、ベーシックなあんまきのほかに、チーズの入ったオリジナルのあんまきなど、多彩な商品を取り揃えて

  • 通信販売をされている

ので、本場知立地域のあんまきではありませんが、同じ愛知県のあんまきなので、その雰囲気だけでも味わえるはずなので、お取り寄せに興味をお持ちの方は参考にしてみてはいかがでしょうか。

新美南吉プロフィール

あんまきを愛した新美南吉のプロフィール

・名   前: 新美南吉(にいみなんきち) 

・本   名: 新美正八(旧姓は渡邊)

・生 年 月 日: 1913年7月30日

・出 生 地: 愛知県半田市出身      

・最 終 学 歴: 東京外国語学校英語部

・職   業: 児童文学作家、教師

・没   年: 1943年3月22日(29歳)

引用:Wikipedia

 愛知県半田市に生まれた児童文学者の新美南吉さんは、29歳という短い生涯でしたが、今も教科書に載る名作を残しています。

 小学校の代用教員時代を経て、憧れの学生生活時代に児童文学作家としてデビューしましたが、作家として生計を立てるには至らず、女学校の教師などを務めていましたが、結核のためにわずか29歳で亡くなりましたが、新美さんの作品は時代を超えて人々に愛されてきました。

新美南吉の代表作

 独身のまま若くして亡くなった新美さんの作品は、彼の死後関係者の手によって広められ、現在は小学校の国語の教科書でも採用される高名な童話文学作家の作品という地位を得ています。

 彼と同様に児童文学作家の宮沢賢治さんと比較して語られることも多く、「北の賢治、南の南吉」と並び称されている方です。

 それでは、彼の代表作の一部をご紹介します。

  • ごんぎつね
  • デンデンムシノカナシミ
  • おじいさんのランプ
  • 牛をつないだ椿の木
  • 手袋を買いに
  • 花のき村と盗人たち

まとめ

 今回は、愛知県の名物菓子のあんまきの老舗と、あんまきを愛した児童文学者新美南吉さんのプロフィールについて調べてみて、

  •  あんまきは、練った小麦粉を薄く焼いた生地であんを巻いた和菓子で、愛知県知立市の名物で特産品とされている。
  •  概ね単価は200円位の商品。
  •  wikiにも載っているあんまきの老舗は、藤田屋さんと小松屋本店さんの2軒
  •  愛知県知立市のあんまきは、消費期限が短いために、原則通信販売しておらず、原則お取り寄せは出来ない。
  •  唯一の例外は、楽天市場で、ふるさと納税の返礼品として、店頭で1本200円で半ばしている商品が10本入ったものが、寄付金10,000円で小松屋本店さんからお取り寄せすることが出来る。
  •  愛知県のあんまきに拘るのであれば、豊橋市内の株式会社お亀堂というお店では、あんまきのお取り寄せに対応している。
  •  あんまきを愛した愛知県半田市に生まれた児童文学者の新美南吉さんは、29歳という短い生涯でしたが、今も教科書に載る名作を残している、あの有名な宮沢賢治さんと「北の賢治、南の南吉」と並び称されている程の凄い方と分かりました。
  •  新美さんの代表作は、「ごんぎつね」「おじいさんのランプ」「手袋を買いに」等

と分かりました。

 どうやら、愛知県知立市の名物あんまきをお取り寄せするのは難しいようですね。

 また、最近では、ご自分であんまき作りに挑戦される方もいらっしゃるようですよ。

 時折、デパートの物産展などで、出張販売も行われているようなので、いつの日か、愛知県知立市のあんまきに出会えた時は、チャンスを逃さず購入してみたいと思います。

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