京都の庭園流響院2025春の一般公開募集&行き方と見どころ

テレビ

 2月16日日曜日のBS日テレで、京都の庭園流饗院の春が放映されます。

 番組では、芥川賞作家の藤沢周さんが、京都の庭園流響院の庭園の巡って、水流、緑、桜を楽しまれる様子が紹介されますが、この庭園は一般公開をしているのか気になりますよね。

 今回は、今年の春に一般公開の募集が行われる時期と、流饗院への行き方駐車場の有無、そして流饗院庭園の見どころについて調べてみました。

 見学時期と、人数に制限があり、この流饗院の見学ができるのは限られた幸運な方だけのようなので、この記事を参考に、年に2回しかない限られた応募のチャンスを逃さないようにしてくださいね。

  • 流饗院、2025年春の一般公開募集について
  • 流響院の行き方と駐車場について
  • 流饗院の見どころについて

 それでは、早速みていきましょう。

流饗院、2025年春の一般公開募集について

 京都府京都市左京区南禅寺地内にある流饗院は、春と秋の2回一般公開を実施しています。

 普段は非公開になっているこのお庭を見ることが出来る貴重なチャンスですから、しっかりと応募時期をチェックして応募してくださいね。

春の一般公開の募集(応募)時期

 2025年の春の一般公開の応募2025.2.19に開始いたしました。

 過去の募集時期は、

  • 令和6年:3月13日募集開始、3月26日締め切り
  • 令和5年:3月28日募集開始、4月20日締め切り
  • 令和4年:2月25日募集開始、3月20日締め切り
  • 令和3年:3月25日募集開始、4月20日締め切り
  • 令和2年:2月 4日募集開始、2月23日締め切り

 で、今回の応募締め切り日は3月6日となっています

2025年の流饗院の秋の一般公開に応募するためには、この記事を見てから当分の間は、適宜、流饗院のホームページを見て、募集開始のお知らせをチェックするしかないですね。秋の一般公開は必ずある訳でもないようですが…、今年はあることを願います。

一般公開の応募方法は、往復ハガキ

  今時珍しく、今年も流饗院の一般公開の応募方法は往復ハガキで行われます。

  応募をする場合は、往復ハガキに、

【往信ハガキ面】

参観者本人の郵便番号、住所、氏名、電話番号、参観希望日

【返信はがき面】

参観者本人の郵便番号、住所、氏名、及び参観希望人数

を記載して行います。

       引用:gooブログ

 ただし、1枚のハガキで応募できるのは、1人1回限りで、参観希望人数も2名までになっているので、希望人数は「1名」なのか「2名」なのかを明記しなくてはいけません。

 なお、応募先は、流響院の「春の一般公開」係となっています。また、参加費は無料となっています。詳細は、今年の募集要項のアナウンスをお待ちください。(参考までに、過去に発出された(秋の)一般公開の当選のハガキを添付しておきます。)

 また、例年参観所用の時間は各回約40分と制限されていて、参観時間についても、流饗院が指定してきます。さらに、一日の参観者数も42名と制限があり、昨年秋の公開実績を基に計算すると、連続しない6日間が公開日とされているので、昨年秋にこのお庭を参観できました幸運な方は、約252人と分かりました。

例年、ハガキの募集締め切りについて、締め切り日の消印有効ではなくて締切日必着とされているので、最近の郵便事情を勘案して、特に注意の上、お早目のハガキ投函をお勧めいたします。

流響院の行き方と駐車場について

 流饗院の場所は、京都の南禅寺と、京都市動物園のちょうど真ん中あたりに位置します。

 流響院までの行き方について、駐車場がないので公共機関を利用するされることがおすすめです。

 流響院の行き方アクセスについては、京都市営地下鉄東西線を利用の際は、「蹴上」駅で下車して徒歩約12分で、市営バスを利用される際は、京都市営バス5系統が通過する「岡崎法勝寺町」下車で降車して徒歩約2分と利便性は高いので心配はありません。

流饗院の見どころについて

 京都の流響院とは、数寄屋造りの主屋と池泉回遊式庭園の総称です。

 もともとは、京都東山を借景に望む南禅寺界隈の別荘庭園群の一つで織寶苑(しょくほうえん)として知られていた施設を改修して、2009年に流饗院と改名してオープンさせたものです。
 明治末期に富裕層の邸宅や別荘地として開発されたこの地区では、近代日本庭園の先駆者の7代目小川治兵衛さんが作った庭園が数多くあり、流響院の庭園も、織寶苑と呼ばれた当時に小川さん達が作った庭園です。

小川さんは、たくさんの国定名勝指定庭園や名庭をつくられました。小川さんの仕事は、植治流と呼ばれていて、伝統的な侘び寂びのみにとどまることなく、明るく開放的で、生き生きと水が流れる自然風景に溶け込んだ庭をコンセプトにしています。

 流饗院の施設は、約100年の間に所有者が変わるごとに「福地庵(ふくちあん)」、「巨陶庵(ことうあん)」、「織寶苑」と呼び名が変えられ、また第二次世界大戦後には米軍に接収されてしまい、数寄屋造りの主屋も西洋風に改築された時期もありました。

 しかし、現在の所有者は、三菱グループ総帥の岩崎小弥太氏が所有していた当時の巨陶庵の記録や図面から、米軍によって改築された数寄屋造りの主屋と回遊式庭園を当時の姿に復元しました。 

 現在の所有者が、豊かな自然環境の中で仏教文化や伝統文化に触れられる、宗教、文化、地域交流の場として活用し、市民に対しても年2回の一般公開を行っています。

 流饗院の見どころが紹介された1分30秒の動画がありますので、是非・是非ご覧ください。

まとめ

 2月16日日曜日のBS日テレで、紹介される京都の庭園流饗院の春の一般公開について調べてみました。

 今回分かったことは、

・2025年の春の一般公開の応募につては、2月19日に開始され、3月6日のハガキ必着で終了しました。

・来年も応募したいなら、毎日、流饗院のホームページを見て、募集開始のお知らせをチェックする必要がある。(その手間をかける価値は十分にある。)

・応募方法は往復ハガキで行う。

・応募は1人1回限りで、参観希望人数は最大2名まで。ハガキに希望人数を明記(1名か2名か)する必要がある。

・流響院の行き方としては、駐車場がないので、利便性が高い公共交通機関を利用することが望ましい。

・京都市営地下鉄東西線を利用する場合は、「蹴上」駅で下車して徒歩約12分。

・市営バスを利用する場合は、京都市営バス5系統が通過する「岡崎法勝寺町」下車で降車して徒歩約2分と

・流饗院の見どころは、植治流と呼ばれている伝統的な侘び寂びのみにとどまることなく、明るく開放的で、生き生きと水が流れる自然風景に溶け込んだ庭となっている。

等です。

 流饗院の参観は、現在の所有者の方が仏教系の宗教施設としてご利用中のところ、市民に対して年に2回だけ、春と秋に施設の一般公開をしてくださる貴重なチャンスとなりますので、今年応募できなかった皆さんは、次に秋の応募があるかもしれませんので、それまでのは、こまめに流饗院のHPをチェックされて、募集開始のお知らせを見逃さないようにしてくださいね。

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